玄葉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年7月19日

(平成23年7月19日(火) 8:42~8:47  於:院内閣議室前)

1.発言要旨

 本日の閣議について、特に御報告することはございません。

2.質疑応答

(問)今日、福島のセシウムの牛の関連で、全頭検査を政府が指示するのではという報道もあるのですけれども、それについてはいかがでしょうか。
(答)私の方では、特に把握しておりません。ただ、いずれにしても食の安全の確保が大事ですし、仮に出荷停止ということになれば、畜産農家の皆さんへの補償について万全を期すようにしていかなければならないと考えております。農林水産省と厚生労働省を中心に、しっかりと対応がなされるものと考えております。土曜日も福島県に参りましたけれども、多くの皆さんが心配をしていましたので、しっかり検査をすることと賠償することが大切だと思います。
(問)子ども手当の見直しについて、民主党側から所得制限を含めた見直し案を提示されましたけれども、野党側がなかなか厳しい判断を示していますが、見通しはどうでしょうか。
(答)恐らく今日か明日、実務者協議が開かれ、更なる交渉が行われます。これで決まりということでもないでしょうが、進展を期待していますし、最終的には私自身が責任を持ってまとめなければいけないと思っています。
(問)なでしこジャパン世界一の受けとめを大臣からも一言いただければと思います。
(答)日本の閉塞感を破るのは女性かもしれないと感じました。なでしこジャパンが、Jヴィレッジという福島の、まさに今、被災地になっている地で練習を重ねてきたことを知っています。避難をしている方々から見ても、とてもなじみのあるチームが、なでしこジャパンであり、女子サッカーなので、そういう意味では大変な励みになったと思います。そのことも含めて、とてもうれしいです。元東京電力の選手もいて、Jヴィレッジで練習していました。富岡高校と練習試合をしていたのです。ですから、被災地の人たちには本当になじみであり、みんな応援していたと思います。世界一になったから、みんなとても喜んでいる顔が目に浮かびます。

(以上)