末松内閣府副大臣記者会見要旨 平成22年12月15日

(平成22年12月15日(水) 15:30~15:37  於:消費者庁6階記者会見室)

1.発言要旨

 よろしくお願いします。
 今日の二役会議におきましては、まずは当面の予定ということで、私から、来年1月3日から7日までスウェーデンに出張いたしまして、そこで幼保一体化の関係のこととか、あるいは消費者庁関係のこととか、あるいは男女参画とか、そういったことを可能な限り見てきたいなと思っております。大臣からは、特にございません。
 今日は5点ということです。
 2点目は、「ストップ!クレジットカード現金化」ということで、今、この紙が配られておりますけれども、今月22日、8時から8時半まで新橋駅の日比谷口前でやります。大臣、私、福嶋消費者庁長官とかということで、このポケットティッシュを配っていくということでございます。これによって、クレジットカード現金化に対する警告といいますか、そういったことをさらに広報に努めてまいりたいと思っております。
 それから、3点目が国民生活センターの在り方見直し、これもタスクフォースをつくったということで、1枚紙で今、お渡ししておりますけれども、今月24日が第1回会合になります。座長が福嶋長官、そして副座長が野々山国民生活センター理事長という、メンバーは4人・4人ということで、8名ここに書いてあります。この体制、あるいは在り方について話し合ったということ。
 それから4点目は、今、子ども手当について、いろいろとホットな議論、今日も副大臣会合があったわけでございます。内容はちょっと言及できませんけれども、こういうことをちょっと話し合ったということ。
 それから、幼保一体化、新システムのことについて、検討状況を報告したという状況でございます。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)「ストップ!クレジットカード現金化」のキャンペーンなのですけれども、これはどれぐらいの規模、つまり、ティッシュはどれぐらいなのかとか、ビラとか。
(答)ティッシュの数、そこはわからないな。幾らぐらいだっけ。
(黒田政策調整課長)率直に申し上げて、ティッシュの数で勝負しようとは思っていなくて、30分間、街頭で大臣、副大臣に配っていただくことによってPRしていくということを目的にしております。ちなみに、一応、予定している数は、1,500を用意しております。
(答)すみません、その辺まで把握していなくて。
(問)いえ。冒頭にも発言がありましたけれども、改めて、なぜ利用をやめてほしいのかとか、どういう方たちに向けて、特にこういうことを訴えたいというのをいただければ。
(答)第1に、やはりインターネットなどでも、今、やられているようです。貸金業的な形のやり方だとよく言われるわけですけれども、特に訴えたいのは、多重債務者の方々がこれによって当座をしのいでも、後で結局、払えなくなって困ってしまうという状況を防ぐべきであるということで、ある意味では、法的にどこまで進められるかというのは、今、金融庁でさらに検討を加えているところですけれども、やはり尋常ではないですよね。普通の商行為ということでは考えられませんので、そういったやや貸金業的な、ある意味では、慣行としてはあまりよい慣行ではない。普通ではない。こういう形で被害が多くなっていくのを防ごうと、これが趣旨でございます。そして、特に訴えたいのは多重債務者、あるいはそれに類する方々に、こういった形のやり方はやめようというふうに訴えていきたい、こういうことでございます。
(問)子ども手当について話し合われたということなのですけれども、どういう内容を話し合われたか、可能な範囲で教えてください。
(答)非常にデリケートな段階になっていますので、可能な範囲はないので申しわけないです。今はコメントしません。
(問)来年のスウェーデンの視察の中の消費者庁関連の視察という部分で、もう少しどのような内容になりそうなのか、今、御検討されている視察の内容等々あれば、教えていただければと思います。
(答)まだそんなに固まっていないのです。特に、私は今のところちょっとまだ、一番メインが幼保一体化のプラクティスがどうなっているかということなので、消費者行政関係については、向こうの消費者行政と、特に地域との関係がどうなっているのかとか、日本で言う地方の消費者相談員、こういった形でどこまで草の根的に機能しているのかどうかとか、あるいはそれを束ねる中央の官庁というのはどういうふうになっているのかとか、どこまで保護されていたり、あるいはどんなことが、今、大きな消費者問題として話題になっているのか、こういったことを、かなりベタープラクティスの国だと聞いていますので、私どものほうで参考になることがあれば、ぜひそこはもっと見てみたいということでございます。

(以上)