荒井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年7月6日

(平成22年7月6日(火) 11:11~11:14  於:合同庁舎第4号館6階642会見室)

1.発言要旨

 今日は閣議も短時間で終わりましたし、私の所掌のところはございませんでした。
 何か皆さんからお話や御質問がございましたら、どうぞ。

2.質疑応答

(問)現在かなり株安と円高が進んでおりますが、それぞれ現状についてどう見ていらっしゃるでしょうか。また、政策対応等必要なことについて、所見のほうを伺いたいと思います。
(答)アメリカの雇用統計が、7月2日金曜日に発表されまして、その雇用統計が市場、マーケットの関係者が思ったほどよくなかった、改善はしているんですけれども、思ったほどよくなかったということをきっかけとして、アメリカのマーケットが反応したということだろうというふうに思います。
 これほど反応するのかなという感じもちょっとあるんですけれども、アメリカ経済は基調としては回復基調にある、それは変わらないと思うんですけれども、その回復の度合いが思ったほど大きくなかったということに敏感に反応したんだろうというふうに思います。そのアメリカのマーケットが、日本にも影響したということだろうというふうに思っております。
 それに加えて、ヨーロッパのマーケットが、やはり国債の関係から少し不安がよぎったということもあって、ヨーロッパのマーケットも下がってきたということなんだろうというふうに思います。この状況がずっと続いていくのかどうかということについては、注意深く私は見つめていきたいと、注視していきたいというふうに思います。
 日本の経済の回復基調は変わりませんから、そういうふうに思っています。
(問)今の質問に関連して、世界的な株安が今後の経済の変調のシグナルであるというふうには、まだとらえていらっしゃいませんか。
(答)そこまでは、とらえておりません。

(以上)