蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成23年1月14日

(平成23年1月14日(金) 9:35~9:38  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今、開かれた閣議で、全閣僚が辞職願を出してきたところです。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)北海道新聞、安藤です。
 本日の内閣改造で、大臣は総理から再任されるのではないかという報道が出ておりますが、今のところ大臣にそういう御連絡等はございますでしょうか。
(答)まだございません。分かりません。
(問)それを前提にちょっと伺いたいんですが、菅内閣の行政刷新の担当大臣として7カ月やってこられて、これまでの仕事の成果、それに対する御自身の御評価はどういうふうにお考えか。さらに、この後に残された課題、次期大臣は大臣が継続されるにしても、その残されている課題というのはどういうものか教えていただけますか。
(答)成果であるとか、あるいは評価というものは常に国民の皆様方にいただけるものだと思っていますので、私から言うのはおこがましいと思っています。
 その上で、行政刷新の仕事というのは区切りがない仕事だと思っております。一つ例えば事業仕分けをしたら、その後、予算案にどういうふうに反映をされたか、実際に予算を伴った事業が執行されたときにどういう形で事業評価の結果が反映をされているか、常にフォローアップをしていく、持続的にチェックをしていく作業が必要だと思っています。一回行政を刷新したらそれで終わるのではなくて、常に更に新しくできることはないんだろうか、お金の使われ方がより適正な使われ方になるやり方はないんだろうかと探し続ける仕事だと思っておりますので、7カ月間、行政刷新担当をさせていただきましたこの間、事業仕分け第3弾も行うことができましたが、引き続き次の担当になる方には終わりのない作業を前向きにしていただきたいと思っています。
(問)今日、辞職願を全閣僚が出されたということで、閣僚懇では総理から何かお言葉というのはございましたでしょうか。
(答)閣僚懇では、取り立ててございませんでした。
(問)閣議でも特に。
(答)閣議の冒頭に総理から、この7カ月間についての思い、それと皆様にいろいろな謝意を示していただきました。
(問)思いということは具体的にどういった……
(答)それは官房長官の会見で確認してください。
 よろしいですか。ありがとうございました。

(以上)