蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年12月10日
(平成22年12月10日(金) 10:32~10:39 於:第4合同庁舎6階605会見室)
1.発言要旨
おはようございます。
私からは特にございません。何かありますか。
2.質疑応答
- (問)時事通信の川崎です。
昨日、厚労省のほうで、事業仕分けで廃止判定の結果の出たジョブカード制度について、見直し案が出ましたけれども、企業向けの助成金を大幅に減額するとかいろいろ前向きな内容もあるかと思うんですけれども、この見直し案が十分とお考えなのか、それともあるいはもっと改善をお願いしたいのか、大臣としてどのように受け止めていらっしゃるのか、御所見をお願いします。 - (答)改革案を提示されたという報告は読んでおりますけれども、まだ最終案なのかどうなのかも含めて確認はしていません。
姿勢としては、事業者への補助という色合いよりも、やはり求職者、働く方たちに大きくシフトをしているという姿勢は、仕分けの評価結果に沿ったものだと思っていますので、より厚労大臣が国民の皆様方に御説明をしやすい内容にしていただけるものと期待しています。 - (問)毎日新聞の青木です。
昨日、厚労省に蓮舫大臣が行かれて、細川大臣と面会されたという情報がありますが、まずこの事実関係をお願いしたいと思います。 - (答)お会いしました。内容については、特段、表にするものではないと思っています。
- (問)事業仕分けの関係なんでしょうか。
- (答)いや、特段お答えするものではないと思っています。
- (問)フリーランスの小川裕夫と申します。よろしくお願いします。
今までフリーランスとかネットとか雑誌、業界紙向けに、一般のオープン会見というのは別に設けてやっておりましたが、このほど大臣のリーダーシップの下で定例会見が合同ということになったんですけれども、こちらのちょっとルールの確認を一度させていただきたいと思いまして質問させていただきます。
オープンのほうはネットの動画ですとか、もしくは生中継なんかも可能だったんですが、これはどちらの仕切りかというのがちょっとわからないので、大臣に聞くべきことなのかも分からないんですけれども、これは生中継ですとか動画の撮影なんかは許可されているのかどうかというのもお伺いしたいと思います。 - (事務方)大丈夫でございます。
- (問)共同通信の岡です。
小沢さんが茨城県議選に絡んで「惨敗すれば地方が火を噴く」というような発言をされたかと思うんですけれども、これについてどう思われますか。 - (答)そのような発言をされたのかどうなのか、私も報道でしか分からないので、どういう環境で、どういう前後の文脈をもって言われたのか確認しないと、発言そのものについてコメントはできません。
ただ、茨城県議会の選挙については、まさに党所属の国会議員、あるいは自治体議員も含めて候補者全員、今本当に努力をしているところですので、努力をしているところに私は応援はしたいと思っています。結果をどうのというのは、まだ時期尚早ではないでしょうか。 - (問)テレビ朝日の辻井ですけれども、その関連なんですけれども、小沢元代表の国会の招致に向けて、今、岡田幹事長らが離党勧告も視野に動いていらっしゃいますけれども、大臣はかねがね「国民への説明責任」ということをおっしゃいますけれども、今の小沢元代表の、国民の説明責任というのは果たしていらっしゃると思いますか。
- (答)どう思います?
- (問)……私ですか。なかなか、やっぱり国会の場で出てきて説明するということは、一つの、やっぱり国会議員としてあるべき姿じゃないかなと考えているんですけれども。
- (答)私の考えは、これまでと基本的には変わりません。ただ、今、党本部でまさに幹事長を中心に様々な動きをされていると聞いておりますので、その経緯は見守りたいと思います。
- (問)読売新聞の清永です。
事業仕分けの結果について、党の役員会のほうで、仕分け結果で、今回ではない今後についての課題として、党のPTとか役員会で仕分け結果をそしゃくするような場が必要じゃないかという声が出たようなんですけれども、大臣のほうにそういう報告というのは。 - (答)まだ聞いていません。
- (問)今後の課題として、内閣として、例えば独法の仕分けは閣議決定されましたけれども、党とのすり合わせという意味では何か新たな場が必要とか、そういうお考えはおありでしょうか。
- (答)意味合いがよく分からないんですけれども、政府としてやっていることに関して党も一体となって参加をする。特に、今回第3弾の事業仕分けにおいては、党の御協力を大変頂きましたので、十分それで私は連携はとれていると思っています。
ただ、どうしても、その事業仕分けの評価結果のみだけが情緒的に報道される傾向等もございますので、仕分け作業に携わっていない党所属の国会議員あるいは地方自治体議員にとっては、その中身をもう少し知りたいという要請があるのも当然だと思っています。
ホームページでなるべく情報公開をしていきたいと思っているんですが、議事録の公開までにどうしても時差が生じる部分もありますので、そこにおいては連携をとっていく必要性はあると思っています。 - (問)フジテレビの羽山です。 ちょっと1点、明るい話題という感じになると思うんですが(笑声)
- (答)今明るくなかった?
- (問)いや・・・(笑声)、今年の世相を表す漢字が今日、清水寺で発表になりますが、今年この1年を振り返って、大臣のこの1年を表す漢字を一文字、もし教えていただければと思います。
- (答)はい?
- (問)この1年を振り返って、この1年をあらわす大臣の漢字を一文字お願いできればと思います。
- (答)羽山さん、どう思う?
- (問)え?
- (答)一文字。
- (問)一文字、自分の一文字ですか。……自分の名前はヒロシでして、寛大、寛という一文字で、寛大にやっていきたいなと。
- (答)おお。
- (問)はい。(「今年」の声あり)あと寛容……、ああ今年、そうですね……。(笑声)
- (答)参考に考えさせていただければと思います。ちょっと今すぐには思いつきません。
- (問)ちょっと繰り返しで申し訳ないです。読売新聞の清永ですけれども、小沢さんの関係なんですけれども、これまでの発言、お考えと変わりないということで、一応確認なんですけれども、国民の説明を求める声があるんだったら、それに応えていかないといけないという、これまでのお考えで間違いないということですか。
- (答)はい。
羽山さんの質問ですけれども、今回の補正予算でも片山総務大臣あるいは菅総理が大変こだわったのは、これまでなかなか光が当たってこなかった分野、それはDVであったり、あるいはいじめ、あるいは自殺防止、うつ対策など、そこに対して国民生活に光を注ぐ交付金という形で、実際予算も組んでおりますので、最小不幸社会あるいは新しい公共という形では、私は「光」を当てる政治を、今年の1年では自分の中でも重きを置いていました。 - (問)今の「光」という言葉ということで。
- (答)はい。
(以上)