蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年9月24日

(平成22年9月24日(金) 9:33~9:37  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私から報告をするのは1点。規制・制度改革の分科会をそろそろ立ち上げを始めて、第2クールに突入をする準備がほぼ整ってきているところなんですが、期間を限定して、集中的に国民の皆様方から、規制・制度に関する御意見あるいは御提案を受け付けたいと思います。10月14日まで、期間限定で受け付けます。
 実は、私もチェックしていなかったんですが、内閣府の広報から上がってきた企画は、集中的に国民の皆様方の声を募集するのに、新聞広告を1回打ちたいと。その予算が1億円だったものですから、本当にそれが正しいのかどうなのか考えて、まずこの企画は止めました。できることということで、短期的な話ですので、ホームページ、そしてツイッターのアカウントをとりまして、まずはネット環境の皆様方から声を上げていただこうと思いました。ツイッターのアカウント名は「kokumin_koe」。ぜひ登録いただいて、皆様方の声をお寄せいただきたいと思います。
 ツイッターの場合は文字数に140文字の制限がありますので、できればここから行政刷新のホームページ「国民の声」に設置をした「アイディアボックス」という新しい議論の仕方も今回挑戦をしますので、こちらになるべくツイッターから入ってきていただいて、アイディアボックスの中で議論をしていただきたい。
 この期間、10月14日に終わりましたら、成長戦略分野7つについての御意見が、どういうものが多かったのか、どういう御提案があったのかは具体的に取りまとめて、分科会でどのように活用していくのかは報告をしていきたいと思っています。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)自民党の影の内閣の行政刷新担当大臣に河野太郎さんが就任されたんですけれども、国会の内外でこれから意見交換とか連携とか、蓮舫大臣と河野さんで図っていくような可能性というのはあるのかどうか、お聞かせください。
(答)就任されたと伺ったので、電話はしたところです。一緒に前に向かって頑張っていきましょうという話はしました。極めて前向きに議論ができる方だと思っていますので、期待しています。
(問)10月1日に臨時国会が召集されるような運びになる予定ですが、行政改革分野、例えば規制・制度改革等で、法案提出が視野に入っているものが現段階であるのかどうか、確認させてください。
(答)行政改革ですか。
(問)はい。
(答)この秋には、法案は当面考えておりません。
(問)基本的には通常国会を目指してということでしょうか。
(答)通常国会を目指す、情報公開も含めてなんですけれども、それと事業仕分けの第3弾の結果を受けて、当然法改正をしなければいけないものも想定されますので、この国会というよりは、次の通常国会に全力を注ぎたいと思っています。
(問)現在、中国で邦人4人が拘束されているという報道があります。今の日中関係の中、この報道について受け止めをお願いします。
(答)実際問題、どういう形でどういうふうな状況に4人の方がおられるのかも全くわからないんですけれども、極めて時期的に遺憾なことだと思います。

(以上)