蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年9月21日

(平成22年9月21日(火) 9:30~9:35  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 いよいよ今日から菅改造内閣、本格始動となりました。私も気を引き締めて様々な課題に積極的に取り組んでいきたいと思っています。
 私から今日報告することは特にございません。何かありますでしょうか。

2.質疑応答

(問)課題に積極的に取り組んでいきたいとおっしゃいましたけれども、具体的にこういう分野にとか、特に取り組みたいところはございますでしょうか。
(答)就任の会見で第3弾の仕分けの日程も発表させていただきましたが、いよいよ特別会計の仕分けに向けて、来週にでも党から報告を頂く予定になっておりますので、ここはもう本格的に動き出していくことになります。
 あるいは公務員制度改革、これは片山大臣ともまだ正式には、話合いはしておりませんが、立ち話程度ではございますが、思いは同じというところは共有していますので、昨日の勉強会でも公務員制度改革について良い議論ができました。ここも前向きに取り組んでいきたいと思っています。
(問)昨日の勉強会で良い議論ができたと言っていましたけれども、できる範囲でどのような議論ができたのか。
(答)議論ができて課題が全部解決したわけではないんですけれども、マニフェストとの整合性、あるいは人勧の結果をどうするか、その部分で片山大臣、そして私の下で中長期的にもどういう方向で公務員制度改革を持っていくことができるのかは、党の政調も含めてもう一回しっかりと議論をしていきたいという形で議論ができました。
(問)昨日、総理から政策実現案をつくってほしいという話があったと思うんですけれども、それに関しまして大臣はどのようにされるおつもりでしょうか。
(答)年限を切って、確か年内、そして1年、3年ということでありました。私のほうで所掌している事務でいうと極めて明快で、年内にはこれまでの仕分けの結果、独立行政法人、公益法人をどのような形で再構築していくかという方向は、これはまとめますので、こういう課題が出てくると思います。
 1年以内となりますと、秋の特別会計の仕分け、あるいはその再仕分けの結果、特会をどういう形にするかというのを、これは提言していくのは1年以内、3年以内というのは衆議院議員の任期ですから、マニフェストでお約束させていただいた行政の無駄遣いを徹底的に洗う制度としてどういう形があり得るのか、こういう方向性でまとめていきたいと思っています。
(問)今日、副大臣と政務官の人事が決定されたと思うんですけれども、党の行政刷新PTの中で、チームリーダーを務めていた方が何人か入っていらっしゃると思うんですけれども、仕分け人の人選を今後本格化されると思うんですけれども、仕分けに与える影響とかというのをどう見ていらっしゃいますか。
(答)今回、これまで一緒に仕分け人を務めてきた仲間が政府に入りましたので、期待したいことは、仕分け人を務めた意識をそのまま各省に持ち込んでいただきたいということです。これは既に電話をして、お願いをして、意識も共有をしているところです。
 秋に行われる事業仕分け第3弾では、今回政府に入った仲間は、仕分け人にはなれないと思っていますので、新たに1回生ではない形で仕分け人を私のほうから指名をしていくことを考えたいと思っています。
(問)さっきのはワーキング・グループから人選をするということですか、それとも全然別なところからということですか。
(答)ワーキング・グループからも人選はします。ただそれとは別に、期数のもう少し上の方たち、思いを共有していただける方を人選したいと思っています。
(問)先日、うちの「報道2001」の番組で、渡辺周さんが、今検察審査会で小沢さんが捜査を受けていることに関して、もし強制起訴になった場合に関しては、離党勧告をもしかしたらするかもしれないということを示唆したんですが、それについて大臣として今まで挙党一致ということをずっとやってきた中で、大臣としての受け止めをできたら聞きたいんですけれども。
(答)ごめんなさい、番組を見ていなかったので、どういうふうに周さんが発言意図を持っていたのか、その前後が分からないので難しいんですけれども、仮に、の話を話した方に対して更にコメントをするのはどんどん遠のくと思いますので、差し控えます。

(以上)