蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年9月17日

(平成22年9月17日(金) 9:31~9:34  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 まず、前回の閣議後、9月14日の私の記者会見において、尖閣に関して一部誤解を招くような表現があったという報道がございましたが、政府としても私としましても、尖閣列島は我が国固有の領土でありまして、国際法上も歴史的にもそれは疑うところのないところだという考え方は、改めてお伝えをしておきたいと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)昨夜、幹事長に岡田さん、政策調査会長に玄葉さん、国対委員長に鉢呂さんという名前が決まりまして、これについて改めて大臣としての受け止めをお聞かせください。お願いします。
(答)とにかく、これから先私たちが立ち向かわなければいけないのは、ねじれ国会という厳しい現実だと思っていますので、挙党一致で党がまずまとまって、そして政策課題に一つ一つ取り組んでいける体制を岡田幹事長には取りまとめていただきたいと、これは期待を申し上げます。
(問)今日で一応は一区切りということですが、この3カ月間でできた点、できなかった点はいかがでしょうか。
(答)3カ月という極めて限られた時間の中で、行政刷新担当大臣として仕事をさせていただきました。副大臣、政務官にも助けてもらい、多くのスタッフにも助けてもらい、その中で一定の割合といいますか、枝野前幹事長から引き継がせていただいて、行政透明化検討チーム、情報公開法改正については、一つの形の提言をまとめることができた。これは更に次の方には引き継いで積極的に前に進めていただきたいという思いがあります。
 また、事業仕分け第3弾においても、特別会計並びに再仕分けというテーマを2つ決めさせていただき、政調会長、玄葉さんのお力をお借りいたしまして、党の所属の国会議員、85人の方々の御参加をいただいて、ヒアリングを毎日進めてきました。相当そのヒアリングの効果といいますか、成果といいますか、実際に事業仕分け第3弾で取り上げたいと思うテーマ設定も絞られつつあると思っています。ここは、まだ全部終わってはいませんので、次の方、どなたになるかわかりませんけれども、全面的にお支えをしたいと思っています。
(問)小沢さんと興石さんに代表代行の打診を総理がされて、それに対して両者は固辞しているという情報がありますけれども、それについて固辞しているというのが事実だとすればどのようにお考えですか。
(答)固辞しているという事実がはっきりしない段階で質問されたことに、全く答えられません。

(以上)