蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年9月16日

(平成22年9月16日(木) 18:01~18:07  於:第4合同庁舎4階408号室)

1.発言要旨

 お疲れさまでございます。
 今日、私からは特に発言することはございません。何かあれば。

2.質疑応答

(問)朝日新聞の村松です。
 ちょうど今日、政権交代から丸1年、9月16日で1年ということになりますが、この1年を振り返られて、民主党政権としてそれぞれ達成できた点、反省すべき点があれば、それぞれ教えていただけますでしょうか。
(答)4年かけて、マニフェストに工程表をお示しして、達成しようという課題をそれぞれつけてまいりました。明確に数値で、1年目でここまでできた、できなかったと総括するには至っていないとは思いますが、少なくとも国民の皆様方にここは進んだなと思える、例えば子ども手当、半額ではありますけれども支給させていただいた。高校教育の無償化、あるいは事業仕分けに代表される行政の無駄削減に取り組む努力、あるいは中央と地方の役割もしっかり議論していく。私の所掌で言えば、規制・制度改革、あるいは公共サービス改革もこれから始めていこうと思っておりますので、私の中ではやろうと思っていたことは、枝野、仙谷、前・元大臣も含めて、御努力をいただいていると思っています。
(問)NHKの徳丸と申します。
 先ほど新しい民主党の幹事長に岡田外務大臣が起用されることが固まりましたけれども、その受け止めのほうをお願いします。
(答)岡田さんはこれまでも幹事長も経験されていますし、国民の皆様方にとっても公平でクリーンなイメージもあると思いますし、その手腕には相当期待をしたいと思っています。
(問)岡田さんはクリーンなイメージがある一方で、代表選挙前から小沢さんに対して、「起訴される可能性のある方が代表選に出るのは違和感がある」といった発言など、一定の距離を保っていると思いますけれども、挙党一致態勢を築いていく上で、これをどう評価されるべきかと思っていますか。
(答)御案内のように、岡田さんはみずからグループをつくって率いるという方ではございませんので、代表選前のコメントというのは、単純に、純粋に、御自身の思いとして述べられたものだと理解をしています。さらに言えば、もう代表選挙は終わったわけですから、ここから先様々な憶測が流れること自体、私たちの中ではないと思っている、挙党一致態勢で臨もうとしておりますので、今御指摘の御懸念は全く当たらないと思っています。
(問)週刊誌フラッシュの金(キム)と申します。
 2つ聞きたいことがありまして、代表選の時なんですけれども、ツイッターで「前日の夜に眠りが浅くて何度も起きてしまった」ということをつぶやいていらっしゃったんですけれども、やはり緊張感といいますか、大臣の政治生命に影響を与えるという思いがあったのでしょうかという点が1つ。
 あと、何回も聞かれていると思うんですけれども、日本初の女性総理に一歩近づいたと思っているんですけれども、総理を目指すお気持ちは現時点でおありでしょうか。もう一度、聞かせていただきたいと思います。
(答)やはり代表選挙の前日、おそらく多くのというか、すべての所属国会議員が同じ思いだったと思います。それぐらい自分の思いをかけてそれぞれの陣営が戦ったわけですから、睡眠不足かどうかはともかく、眠りが浅かった国会議員は多かったように思います。
 2番目の御質問ですけれども、現時点では全く考えていません。
(問)フジテレビの羽山ですが、先ほど「岡田さんの手腕に期待したい」ということなんですが、具体的にどういった点で期待していきたいというふうにお考えですか。
(答)具体的にと言いましても、やっぱり党のかなめですから、党内の声をしっかりと受け止めて、どなたも納得できるような党運営をしていっていただけると思っています。
(問)フリーランスの小川裕夫と申します。よろしくお願いします。
 枝野幹事長が交代ということで、今後閣僚人事が発表になると思うんですが、仮に枝野幹事長が閣僚に起用されなかった場合、これで例えば10月に予定されている事業仕分けのメンバーにというお考えはあるのかということをちょっとお伺いできればと思います。
(答)まさに今総理の指導力のもとで人事の話は進んでおりますので、仮にの話に答えるつもりは一切ありません。

(以上)