蓮舫内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年9月7日

(平成22年9月7日(火) 9:59~10:03  於:第4合同庁舎6階605会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今日の閣議におきまして、「構造改革特別区域基本方針の一部変更について」、決定をいただきました。6月の構造改革特区本部で緊急経済対策を踏まえた御議論をしていただいて、その結果を受けて各省が所要の手当てを行っていただいたものを今回基本方針に追加させていただきました。
 どういうメニューがあるのか、お手元に、皆様方に、資料をお配りしておりますけれども、NPO法人による職業紹介に対する支援事業、これは私、視察にも行きました。あるいは長大フルトレーラ連結車による輸送効率化事業等がございます。是非参考にしてください。
 この基本方針に追加されたことによりまして、規制の特例措置、今月下旬から申請受付が予定されている構造改革特区計画に盛り込むことができるようになりましたので、是非地方自治体においては積極的に御活用いただければとお願いを申し上げます。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)代表選についてなんですが、連日、菅候補と小沢候補がテレビ番組などに出ていまして、昨日、菅候補がテレビ番組の収録で、「小沢さんの得意な分野で活躍していただければ有り難いと思っている」と、そういう発言をされましたが、これについて小沢さんの要職起用を示唆したかのように受け止められると思いますが、これについて大臣としては。
(答)菅総理は一貫して適材適所でチーム民主党という言われ方をされていますので、特段踏み込んだ発言だとは思っていません。
(問)同じ代表選に関連して、小沢さんが無駄を削減ということをめぐって、現政権では正直行われていないのではないかという批判を街頭などでしていますけれども、それについてどのように。
(答)現政権と言われましても、鳩山前総理、小沢前幹事長時代の8カ月を引き継いでおりますので、無駄を削減する作業は同じ発想で進めてきていると思っています。
(問)似た質問なんですけれども、昨夜のTBSの番組で小沢前幹事長が事業仕分けに関して、「結果としては一律削減だ」という御発言をされて、ある種批判のような発言をされたんですけれども、それに関しての受け止めをお願いします。
(答)何をもって結果が一律削減とお話しになられているのか、ちょっと聞いてみなければ分からないんですけれども、少なくとも事業仕分けは、一律に削減をすることを目標としているわけではなくて、事業の理念・理想は当然そのまま据え置いて、ただその途中経過の手段としての効率性を問うたものですから、その手段は廃止になったもの、1割削減、2割削減になったもの、あるいはそのままお認めになられたものもございますので、1割削減という御指摘は全く当たらないと思っています。

(以上)