玄葉内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年7月30日

(平成22年7月30日(金) 9:51~9:56  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日は、閣議がございましたけれども、特に皆様に報告をしなければいけないような案件はございませんでした。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問) 昨日の両院議員総会で、執行部の責任を問う声がかなり上がりましたけれども、執行部の一員として、大臣はどのように受け止められたのか。
(答)当然、執行部の一人として、私も責任を感じますけれども、責任のとり方は、以前も申し上げましたけれども、大きく分けると2つあって、1つは辞めることで責任をとるという責任のとり方と、むしろ、ここはあえて前へ進むことで、そして成果を上げることで責任をとるという方法があるのだろうと思います。総理は、正に前へ進むという決断をされたわけでありますから、しっかり支えていかなければならないと考えております。
(問)今日の閣議あるいは閣僚懇で、関連した発言などはございませんでしたか。
(答)特にありませんでした。
(問)昨日の両院議員総会で執行部を批判したのは、小沢前幹事長に近い人たちと言われていますけれども、今後、そうした党内で対立が深まるおそれはないのか。あと、それは党内の政策の議論に影響することはないのか。いかがでしょうか。
(答)当然、党内には様々な意見があるわけであります。そういった様々な声があるのは、健全な姿だと思いますので、そういう意味では政策調査会長という立場で政策をまとめていく、そのことにしっかりと努力していきたいと考えております。
(問)昨日の意見の中で、勝手にマニフェストを自分たちに諮らないで書き換えられたという批判が特に多かったのですけれども、それに対してどうお答えになるか。また、今後の政策調査会の運営にどのように生かしていくか。
(答)多分、「勝手に」という中身の大半は、消費税のことなのではないかと思っています。少なくともそれ以外については、それぞれの研究会で議論をボトムアップでやってきて、その上で企画委員会で取りまとめたものが最終的に参議院選のマニフェストに載ったということであります。そういう意味では、マニフェストに載せられない政策についてホームページにすべて載せることで、しっかりと国民の皆様に知っていただくということを企画委員会の段階ではすべきだということになっていたのに、どうしてしてくれなかったんだという声は大きいのですけれども、特に恐らく大半は消費税のことを指しておられるのではないかなと思っています。
(問)選挙中に執行部のことを批判していた小沢一郎前幹事長が両院議員総会に来なかったということについては、どういうふうに受け止められていますか。
(答)それについては、コメントするのは適切ではないと思っております。
(問)前原国交大臣が市川海老蔵さんの結婚式のほうに行かれて、両院議員総会のほうは来られなかったのですけれども、この判断についてはどう思われますか。
(答)それは初めて私は知りましたけれども、そのことも併せてコメントは差し控えたいと思います。

(以上)