中井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年3月26日

(平成22年3月26日(金) 8:54~9:09  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。
 今日は、閣議案件で署名が多いということで、7時50分から始まりました。一般案件、政令、人事を含めて膨大な数の署名がございまして、署名だけで約30分かかるという、かつてない状況でありました。官房長官から、30日、もう一回同じぐらい長いのがあるという話がありました。
 その中で、警察関係は、警察法施行令の一部を改正する案と、警察庁組織令の一部を改正する政令と2つあります。政令のほうは、参事官をそのまま臨時的に置くということですが、施行令のほうは山梨ほか3県で地方刑務官である生安部長を置くということになりました。
 それから人事では、三谷内閣情報官が退職ということが、今日、認められたということでございます。新しい情報官の発令は、4月になってからのようでございます。
 道州制特区基本方針の一部変更や消費者物価指数について、また原口さんのほうから発言がございました。
 予算成立に当たって、菅副総理から御発言がございまして、予算の繰り越し等、制度を活用すると。それから、不要不急の予算執行が行われることのないように、年度末、気をつけてほしいということやらを含めまして、切れ目なく執行して景気対策に配慮してほしいと、こういう御趣旨の発言でございました。
 その後、薬物乱用防止対策に関する行政評価監視の結果についてということで、それぞれ厚労、文科、内閣府の福島大臣から御発言がございました。法務大臣からも御発言がございました。
 その後、閣僚懇に入りまして、原口さんから国勢調査の件、福島さんから基地の問題での社民党としての立場からの発言、あと、原口さんから郵政に関しての御発言がございまして、直嶋さん、亀井さん、仙谷さんの発言が続きまして、これらの発言をめぐって亀井さんがいろいろなことを御説明なさいました。
 福島さんの発言に対しては、岡田さんのほうから少し、ゼロベースでの見直しだから、そう全部「だめ、だめ」と言わなくてもよいのではないかというようなニュアンスのお願いがありました。
 前原さんのほうからは、数字的なことではなしに、ゆうちょのお金やかんぽのお金を国債ばかりに充てるのではなしに、今、政府がやろうとしている世界の中での原発とか新幹線とか、そういうものを国がバックアップしていくときのお金として使うようなやり方はどうなのだろうというようなお話がございました。亀井さんからも、当然それは全閣僚で御議論いただかなければならぬ問題だろうというお話の中で、総理のほうから、予算が終わりましたので、どこかで懇談会をやって、郵政だけではなしに、全閣僚でこれからの問題について幅広の議論をしたいということの取りまとめがございまして、終わったところでございます。
 以上、閣議の報告でございます。

2.質疑応答

(問) 今日、足利事件で無罪が出ますが、節目、節目で伺ってきましたけれども、今日の時点でのこの事件に関する大臣のお考えをお願いします。
(答)起こってはならない冤罪というものが起こり、それが裁かれるという意味で、大変、判決の中身に注目いたしております。昨日、警察当局から、こういう対応をしたいという考えがありましたので、もう時効になりましたが、被害者のお子さまのおうちへも十分な報告とおわびもしてほしいということを含めて申し上げたところでございます。判決がどこまで踏み込んで、調べの欠点、間違いを御指摘いただくのかわかりませんので、この判決を見て、さらに今行っている分析で十分なのか、それを取りまとめて、改めて地元県警を含めて、国民の皆さんに対応、また同時に、菅家さんに対しても対応をさせていただきたいと考えています。
(問)今おっしゃった菅家さんへの対応ですけれども、松本サリン事件のときと記憶しておりますけれども、当時、行政当局と、我々メディアも犯人扱いした河野さんに対して、当時、国家公安委員長が会われました。今回、大臣の内閣を代表するお立場で、菅家さんに対して何か行動されるというお考えはいかがでしょうか。
(答)私でこの政治全体の責任ということが果たせる、果たすべきだとおっしゃるなら、いつでもそれは行動することはやぶさかではありません。しかし、菅家さんの御意見、弁護人の御意見等も十分聞いて判断したいと考えております。こういう事件の判決が出ることを契機に、今スタートしております可視化のための捜査技術の高度化の勉強会は、さらにお急ぎをいただく。また、こういう勉強会にお越しいただくということもあるのだろうと思っています。
(問)郵政の改革法案についてお伺いしたいのですが、今日も閣僚懇談会で、一部、議論があったということなのですが、今回の亀井大臣と原口大臣が記者会見で発表して、総理の了承は得たと言っておりますが、了承していないとか、閣僚の中での足並みの乱れといったものが見られるのですが、大臣はそのようなものをどのように見ていらっしゃるのでしょうか。
(答)途中経過は、それぞれ立ち話なり官邸でなり、御報告はあったのだろうと思っています。昨日の発表も、税の問題等は税調ということで、財務大臣のところにはそういう数値もなしで、そういう税をどうこうするという話もなしで伝えられたようでございますし、十分、これでおしまいとか、こういう結論ということで総理のところへ伝わったのかどうか、僕はよくわかりません。担当ではありません。亀井さんらは、十分、もう何回も何回もやったからとおっしゃっています。これらを受けて、数字のことをそうこだわらず、前原さんがさっき提言した、僕は、ゆうちょ、かんぽのお金の使い道ということを、きちっとこの際、新政権としてつくれるのならつくっていったらよい。だけど、国営銀行ではありませんから、民間銀行ですから、ゆうちょ側が「そんなのだめだ」と言われたら大変ですから、ここら辺の議論はもう少し必要だと。そういう意味で、トータルとしての報告は、総理はまだお受け取りになっていないということではないでしょうか。
(問)議論が十分ではないというような声も上がっているようなのですけれども、これについてはどのように。
(答)これは、専門家、担当者で十分議論はしたのでしょう。なかなか、僕も5年前の郵政民営化反対のときの筆頭理事でしたから、思いはありますが、担当ではないから、それは担当外のところへ出ていって議論するというのは、ちょっと難しい。しかし、それはやりたいという希望の方もいらっしゃるという、非常に民主党らしいといえば民主党らしいな。でも、まあ、一度そういう懇談会を通じてみんなが議論してみるのも有意義なことで、亀井さんもそれをあえて否定はされていませんでした。だから、数字的にはほぼ、間々、委員会でも発表していたというようなことを総理が言われておりました。
(問)今日、昨日の週刊誌の問題では、大臣のほうから発言等はされなかったのでしょうか。
(答)閣議でですか。
(問)閣議後とか。
(答)いやいや、ありません。ありません。
 始まるまでには、「お騒がせしています」と、それぞれ御挨拶は申し上げておきました。福島大臣には、「原子力安全委員会のメンバーの本会議での採決、御賛成いただいてありがとうございました」と、これはまた別で申し上げておきました。
(問) それで、昨日も、問題はないということでしたけれども、改めて反省しているとか、そういうことは?
(答)おしかりをいただいて、非常にショックを受けております。あちこちからも、おしかりいただいています。
(問)これから正していこうとか、そういうお考えというのは?
(答)すみません。何を正すのでしょうか。女性関係、僕は不倫しているわけでは……
(問)女性と飲み歩いたりとか……
(答)うん。いけませんか。
(問)路上でキスをしたり……
(答)ごめんなさい。あれは全然違います。あれは、あの写真のテクニックです。僕はそんな、もう、人生で路上で女性とキスしたことは1回もありません。できません。僕らの代で、恥ずかしくてできません。だから、あれは全然違う写真。そういうふうに撮っていらっしゃるけれども。それはごめんなさい。
 僕は、あえて今回のことは訴訟もしませんし、にこにこと、おしかりいただいてお答え申し上げています。どれが間違いだとか、どこが違うというようなことも申し上げておりません。おしかりいただくことはおしかりいただいて、反省しながらこれから職務に精励をしていけばよい、こう自分で言い聞かせているところでございます。

(以上)

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