中井内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年2月9日

(平成22年2月9日(火) 18:43~18:54  於:衆議院議員食堂)

1.発言要旨

 大変遅くなりまして、すみません。
 案件がかなり数多くございました。あまり報告するようなのはないとは思うんですが、選管委員の交代が提示されました。
 それから、NHKの予算の承認、これについて諮られました。
 そのこと中心に閣議が行われ、その後、申し上げたように総務大臣からNHK予算、決算についての発言、それから地方団体の収入、歳入歳出総額の見込み額についての発言がございました。
 閣議終了後、菅副総理・財務大臣から、この間のG7の蔵相会議の報告がかなり長めにございました。
 また、防衛大臣から地震の派遣をいたしました部隊が7日から業務についていると同時に、一番最初に行きました医療部隊が日赤と交代をするということになったという報告がありまして、閣僚懇は発言なしで終わりました。
 ただ、明日、それから12日に向けて、予算委員会の日程がなかなか見通しにくい状況下で、幾つか話題、課題となっている対策本部等を開かなきゃならないので、できる限り時間を協力してほしい、こういう話で、官房長官の要請で閣議と閣僚懇が終わりました。
 以上です。

2.質疑応答

(問) 昨日、鳩山総理大臣と小沢幹事長会われてですね、幹事長続投を改めて確認されたんですが、一方、各社世論調査では、内閣の支持率も下がって小沢幹事長辞めるべきだという声も高まっているようなんですが、小沢幹事長続投による参議院選に向けての影響というのを大臣どのように考えていらっしゃるのか教えてください。
(答)お二人が会われたというのは、予算委員会の質疑で知りまして、中身は今朝の報道で知ったところでございます。検察が十分、1年以上にわたって徹底的に調べられて、起訴されなかったということですから、小沢さん、これを機会に頑張って、参議院選挙、また予算の期日内成立に向けて党内の一致結束、こういったことで頑張っていただけるものだと考えています。
 私ども閣僚も一致結束で、とにかく予算を早期に成立をしていただく、このことに全力を挙げるべきだと強く思っています。
 以上です。
(問)関連してなんですが、小沢幹事長が昨日の定例会見で、これ以上の説明はない、説明責任を果たしたとの認識を示されました。
 一方、鳩山首相は、今日の予算委員会で、国民は説明が足りないと思っているから、説明を尽くすことが大事だということで、引き続き説明責任を果たすべきだとの認識を示しています。
(答)国民が全部思っているという言い方をしたわけではないと思いますが、相手のご質問に対して、そういう面もあるかと思うから、それは個人個人で御説明をされることでしょうと。しかし、小沢さんは、小沢さんで十分説明をしているんじゃないですかという答弁をされていたように僕は聞いていましたがね。はい。
(問)これに関連して、小沢幹事長の説明責任について。
(答)何を説明するんですか。だから、何を説明するの、具体的に言ってください。あなた具体的に言ってくださいよ。
(問)まぁ一連のですね。
(答)お前は賄賂をもらっていないのかとか、そういうことを説明するのですか。これはノーと全部言っているんだから、それ以上説明しようがないじゃないかと僕は思うが、あなたが説明しろというのは、どういうことか、具体的に言ってくれたら、僕、小沢さんに伝えるよ。
 具体的に、それは今まで説明したことで明らかになっていることを、もう一回言えというのは、また違うでしょう。僕はそう思ってみている。
 小沢さんも、これから全国飛び回れる先々で、それは説明されるでしょう。
(問)石川議員の進退については、どのようにお考えでしょうか。
(答)僕は、これは石川君個人が考えるべきだと思います。

(以上)