前原内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年2月12日

(平成22年2月12日(金) 8:30~8:44  於:院内内閣記者会③)

1.発言要旨

 私の方からはありません。

2.質疑応答

(問)公共事業の仮配分資料について予算委員会の理事会で開示を決定し、提出されましたけれども、受け止めと、提出された資料が民主党に事前に伝えたものと同じものかということについてお願いします。
(答)理事会の決定に従うということを内閣として申し上げておりましたので、予算委員会の理事会でそういうご判断をされたということであれば、我々は提出をさせて頂くということでありましたので提出をさせて頂きました。なお、提出をさせて頂いた資料は、自治体に対してお示しをしたものでございます。更に、党に提出したもの、我々としては自治体に提出したものの方が中味は詳しいと思っておりますが、党に提出したものではないですね、党にお見せしたものも出せということであれば、予算委員会の理事会でお話合いを頂いて決定をすれば、我々は出させて頂く用意がございます。
(問)石川議員が正式に離党すると表明されたことについてお願いします。
(答)ご本人も当初は離党もしない、議員辞職もしないということでありましたけれども、国会開会中予算審議であり、党に迷惑をかけたくないということで、苦渋の判断をされたんだろうと思います。重く受け止めなくてはいけないと思います。党の中では、石川議員には頑張ってもらいたいという思いを持っている議員は多いのではないかと思いますし、私も彼には頑張ってもらいたいなと思っております。
(問)トヨタ、ホンダとリコールが相次いでますが、その件についてお願いします。
(答)製造責任という観点では、出来るだけ瑕疵のないものを作って頂きたいという思いはございます。そういう意味で、そういう不具合が生ずるということは残念なことではありますが、繰り返し私が申し上げておりますように、リコールというのは悪いことではないと。むしろリコール隠し、クレーム隠しというのがいけない訳であって、不具合があれば率先して、速やかに、そういったユーザーに対する責任を果たして頂くということの意味においては、機敏に対応した方が良いと思っておりますので、これからも万が一そういう不具合がある製品が見つかれば、どういったメーカーも直ぐさま速やかな対応を取って頂きたいと考えております。
(問)石川議員についてなんですけれども、今回、党の方での処分は見送りということになりましたけれども、この受け止めと、彼には頑張ってもらいたいというお話でしたけれども、また何時の日か党に戻ってきてほしいという思いはお持ちでいらっしゃいますでしょうか。
(答)彼がけじめを付けたので、むしろそういったことは私の方から申し上げるのは控えたいと思います。しかし、彼自身、今までの国会活動、地元の活動を見ておりまして、私は非常に良い人物だという思いを持っておりますので、しっかりと有権者の方々に説明をして政治家として頑張ってもらいたいという思いを持っております。
(問)長崎のハウステンボスについて、HISが支援に乗り出すという報道があるんですけれども、観光立国の点からハウステンボスの今後についての大臣のご所見を伺いたいのですが。
(答)今日、発表されるということで、まだ私の方には5分5分だという話でございますので、あまり現時点において予断を持ってお話しするのは遠慮させて頂きたいと思います。
(問)枝野さんが初閣議だったと思いますけれども、どんな雰囲気でしたか。
(答)皆さん方も時間を見られておわかりのように閣議、閣僚懇談会が早く終わったんですね。それで、みんなが出て行こうとした時に官房長官から大事な事を忘れていましたと呼び止められまして。閣僚になった方のご挨拶を受けることを忘れていましたということで、みんなはもう既に枝野さんが前からいるような雰囲気でありましたので、そういったセレモニーすら忘れるような状況でありまして、是非、枝野さんには事業仕分けの責任者として発揮された手腕を今度は閣僚として発揮して頂きたいと、このように思っております。質問がなければ、私の方から箇所付けについて説明してよろしいですか。まず、11月末に事業計画というものを皆さん方にお示しをしています。その事業計画の総枠から今度仮配分として自治体にお示しをしたものについては増えております。このことについて、しっかりとした説明をしておきたいと思います。党にお見せをした資料が県連等を通じて自治体に流れて、そしてどこが増えたなんていうことが言われていること自体、極めて遺憾だと思っておりますし、公平性、客観性、透明性というものが求められるこういった仮配分については、今後、今回の件をしっかり反省をして、検証して次回からはこういったことのないようにしていきたいと思っておりますが、何もお金をプールしていて、そしてこの仮配分で増やしたという訳ではありません。政権交代後の二重の意味でこういったことが起きているということを是非皆さん方にご理解頂きたいのは、事業計画から事業費総体で大体600億円程度の上積みがされております。これは何が原資かというと、別にわざとプールをしておいて要望があったら付けるということではなくて、直轄事業負担金について総務省、財務省とずっと議論をしていました。この直轄事業負担金でいわゆる維持管理費というものについては来年度はまずは地方に負担をしてもらうということになりまして、これがないという前提で事業計画を立てておりましたので、それが道路分だけで460億円、全体で579億円上積みをされております。あとは、維持管理費について1割カットをいたしました。その分を新たないわゆる予算に含めたということでありまして、なにも県連や知事から要望を受けて増やす分を残していた訳ではなくて今年はそういう意味では特別であったということと、あとは政権交代後、これは繰り返しになって恐縮ですが、我々反省をしなくてはいけませんけれども、そういうものが県連を通じて漏れて、そしてその差額が皆さん方に見えるようになっているということでありまして、ですから来年度からはこの維持管理費は恐らくなくなると思いますので、11月末に出す事業計画と今度は皆さん方にお示しをしなくて、内々自治体と相談をする仮配分の総額は開きは出ないということになります。一部報道で、例えば増えた所と減った所の話がございますけれども、例えば大阪府はかなり減っていますけれども、これは第二京阪が完成したんですね。こういう大きな事業を最終的にやる時には、事業費は他の所の平均よりも付けます。従って大きな事業が終わった所はそれだけがくんと減っていて、最終段階或いは用地取得等が出来て事業が進められるような所になった所に予算が付くということでございまして、要望を受けて増額していない所もあれば要望を受けてなくて増額している所もあるということでございますので、その点は是非皆さん方にはご理解を頂きたい点でございます。
(問) 石川さんについては良い人物だと仰いましたが、起訴された人物を良い人物だと仰ることに違和感を覚える国民もいるかと思いますがその辺りは如何ですか。
(答)彼の今回の起訴された、勿論公判でどうなるか分かりません。確定するのか無罪なのか分かりませんが、彼が小沢現幹事長の秘書の時に行っていたものであって、そして私はそういう意味では従来から申し上げているように小沢さんご自身にも監督責任があるでしょうし、また私は石川さん自身もその点については反省もされていると思います。そういう意味では積極的に私は彼自身が悪意を持って何かをやったと思っておりませんので、確定をすれば、これはあくまでも仮定の話ですが、しっかりそれは反省をしてもらって、しかし国会活動、地元活動、或いは人柄含めて私は是非頑張っていただきたいという意味で申し上げました。
(問)箇所付けの件ですが、県連にいった資料では知事要望や県連要望と備考欄に入っていたのですが、あれは国交省の方で書いて渡したのですか。備考欄の知事要望や県連要望というのは。
(答)渡したというのはどういうことですか。
(問)県連の方に伝わっている。
(答)県連には直接お出しをしておりませんので、民主党に見せたやつですね。それは入っております。
(問)国交省から幹事長室に渡した時には、備考欄に知事要望や県連要望が入っていた。
(答)入っております。それは党に見せる時に要望があったかなかったかということを分かりやすくするためにそういうものを備考欄には書いたということであります。繰り返し申し上げますが、要望を受けて増やした所もあれば要望を受けて増やしていない所もありますし、要望を受けなくて増やしている所もあるということであります。あくまでも1月末に示した事業評価、B/Cというものをベースにやっておりますし、繰り返しになって恐縮ですが、今回増額が出来たのは、地方分権を進めるにあたって財務省、総務省との話し合いの中で直轄事業の地方の負担金というものが無くなるという前提で事業計画を出していましたが、維持管理費だけは来年度限りは残るということになったために、それを上積み出来るような余裕が出来たということで、来年度以降はそういうものは無いということであります。
(問)仮配分に関してですが、予算委員会で提出を求められた際に、大臣が自治体との今後の話し合いに影響があるかもしれないということで出さなかったと。今回提出したということで、自治体に今後与える影響はありますか。
(答)地方整備局を通じて、ちゃんと中身をしっかりと説明するようにと話をしております。特に分権を進めていく中で先の維持管理費、修繕費等の仕分けが変わりましたので、そういう意味でどれだけ地方に行くのか行かないのかということをきっちり説明するようにということは申し上げて指示しておりまして、出来る限り混乱を生じないようにしたいと思っております。

(以上)

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