古川副大臣記者会見要旨 平成21年12月3日

(平成21年12月3日(木) 9:34~9:39  於:内閣府本府庁舎1階ロビー)

1.発言要旨

 これから予算編成が本格化していくわけでありますけれども、今日は、党と政府と一体的にやっていくということで細野副幹事長もいらっしゃって、今後どう連携をとっていくのかというお話がありました。細野さんは20分ほどで出て、あとは今後の予算編成のスケジュール的な話とか段取りとか、そういう意見交換をさせていただいたと。私のほうからは先日の行政刷新会議の結果を受けて、閣議で仙谷大臣も申し上げたことを私からも副大臣の皆さんに再確認させていただいて、刷新会議の出た結果は最大限尊重するというところの基本的な姿勢の下で、もう一度予算の見直しを行っていただいて最終的な編成に向けて御尽力いただきたい、そういうお願いをさせていただきました。

2.質疑応答

(問)今おっしゃっていた細野さんのお話なのですが、政府と与党と一体となってと。もう少しディテール、具体的にどのような話だったかお聞かせ願えますか。
(答)いろいろな要望、陳情等が党のほうに集まってくるわけですから、党と政務三役のほうで、そうした声を吸い上げていって予算編成にも活かしていくわけであります。その辺の手続、流れ、今までの自民党政権とは全く違う形になっておりますので、みんなで共通認識を持とうということでの確認があったと。
(問)2次補正予算についての現状の政府のプランの説明とか意見交換、そういったものは何かあったのでしょうか。
(答)先週末の経済状況の急変を受けての少し取りまとめの状況の変更というものが出ております。その辺のところについては御説明やその点についての問い合わせ等がありましたので、御報告させていただいています。
(問)対策の取りまとめが大詰めを迎えてますけれども、財源では赤字国債発行は回避できそうな、そういう見通し感というのはできましたでしょうか。
(答)財源については財務省のほうでやっているところですから、前から申し上げているように、財政規律を維持しながら、同時に今日本の経済が直面している、また円高、デフレという状況にどう対応できるか、そういうぎりぎりの道を探っていきたいと思っています。
(問)予算の日程の話があったというふうにおっしゃったのですが、どの辺の確認をされたのでしょうか。例えば、年内には必ずやるとか、そういったことでしょうか。
(答)いやこれは私のほうでは上旬に基本方針とか、また税制改正大綱も出るとか、そういう予算にかかわっているもの、その辺のところはわかっておりますが、必ずしもすべての副大臣がその辺のところを理解しているわけではないので、もう一回確認させていただいたということです。
(問)2次補正について明日取りまとめということは、改めて今回確認しているのでしょうか。
(答)そこのところはもうこれは今週初めの閣議で閣議了解もしているわけですから、そこに向けて、今最終的な、皆さんにも御協力をいただいているわけでありまして、私からは皆さんの御協力に感謝と最終的な協力をお願いさせていただきました。
(問)明日閣議決定ですか。
(答)その目途で今努力しているところです。
(問)マニフェストの見直しについてお話は出たのでしょうか。
(答)いや出ていません。

(以上)