第34回男女共同参画会議

会議の様子

 平成22年4月15日、総理官邸において男女共同参画会議が開催されました。冒頭、鳩山総理から、「基本計画は、単にペーパーをまとめればよいという話ではなく、男女共同参画社会を本当の意味で進める、具体的に実効性のあるものにしていくことが必要である。本年中にしっかりとした実効性のある基本計画をまとめていただきたい。」旨のあいさつがありました。
 会議では、第3次男女共同参画基本計画策定に向けた基本的考え方に関する中間整理について報告があり、議論が行われました。各議員から、地域における男女共同参画の推進、民法改正、同一価値労働・同一賃金、男性にとっての男女共同参画に関して、意見が出されました。福島大臣は、「雇用問題やさまざまな困難を抱える人々への支援などにもしっかり踏み込んだ、男女共同参画を大きく前進させる計画にしていきたい。」と述べました。
 最後に、官房長官から、「政府として実効性ある計画に仕上げていきたい。」との決意が示されました。