泉大臣政務官記者会見要旨 平成21年12月24日

(平成21年12月24日(木) 16:15~16:19  於:内閣府本府庁舎5階エレベーターホール)

1.発言要旨

 今日は公益法人のまず関係で、公益認定の作業がなかなか公益団体の皆さんからお話をお伺いをすると、非常に書類の提出ですとか、事務的なやりとりが多いんじゃないかというようなお話がありましたので、何らか我々政務三役なりこの政権の思いとしては、政府関連の公益法人については、やはり厳しい見直しというか、チェックをするべきだという考えがありますけれども、純民間の由来の、またそういう構成になっている団体については、ちょっと今の状況では厳し過ぎるんじゃないかというお話を踏まえて、何とか改善できないかということを今後はかっていこうというふうに思っています。
 独立行政法人と公益法人の改革は、それぞれ来年個別にやっていく部分だとか、全体の改革の部分がありますけれども、一方で公益法人については、この制度の中の手続の簡素化なり、そういう見直しはやっていきたいなという話がありました。
 あとは主には公益法人のお話かな。
 まずはそんなところですかね。あともし何かあれば。

2.質疑応答

(問)今の公益法人のお話は、移行に伴う手続の簡素化ということですか。
(答)そうそう、そうそう、そうですね。
(問)制度自体を何かいじるというよりは、運用面で見直すということですか。
(答)まずはそういうことかなと思います。それはもう現段階で100団体ぐらいが今のシステムを通過して、一応認定を受けているので、まずはどれだけ簡素化ができるかということを考えたいと思いますね。
 なので、近く、もしかしたら年明け、大臣が認定委員の皆さんなんかとも意見交換なんかをさせていただく中で、あるいは民間の公益法人協会の皆さんなんかと意見交換させていただく中で、そういう制度の改善がどれぐらい可能なのかということを検討していくという感じですね。
(問)簡素化する手続というのは、ちょっとごめんなさい、名前が出てこないんですけれども、新しい公益法人制度ですと、書類のみでなれる公益法人ともう一段上のやつがあるかと思うんですが、そのもう一段上になるところの手続のことを簡素化と。
(答)書類のみというところも、実はやっぱり書類の提出に随分手間がかかるとか、あるいは事務的なやりとりを数十回繰り返さなきゃいけないとか、そういう意味の煩雑さがあるというふうに聞いていますので、そういうものはやっぱり変えていく……。
(問)公務員改革とかのお話は。
(答)公務員改革のお話は、今日は余り出ませんでしたね。出ませんでした。
(問)政府系の公益法人に関しては、年明け以降見直していく方針ですけれども、その話については何か具体的にこういうふうな手順でやっていくというのは。
(答)今までも言われていますけれども、仕分け手法みたいなものをやはり念頭に置いてというふうに考えています。
(問)ただ、数が非常に多いので、どういった分野優先とか、そういったものは。
(答)まだそこまでは。事業仕分けのように、省庁別に分けてということでも一概には言えないというか、そういうことじゃなくて、やはり補助金の質と公務員の方々の再就職と補助金以外の契約だとかも含めて、関与があれば、それは省庁を問わず、やはり見ていかなきゃいけないということだと思うんで、まだちょっと順番づけまではしてないという感じですね。

(以上)