原口内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成22年6月15日

(平成22年6月15日(火) 9:49~9:53  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。街頭演説でのどが傷んでいますので、お聞き苦しいところがあることを、まずおわび申し上げます。
 今日、閣僚懇談会で私の方から2点、お話をいたしました。一つは、今月中に出す、いわゆる持参金型、人質型、そして、創業型、この三つの天下りと思われる事案、このことについて公表後、各省におかれて速やかに善処をお願いしたいということでございます。
 2点目、地域主権戦略大綱。これは昨日、本会議の関係で会議が開かれませんでした。1週間後に行います。なおかつ、事務方で詰めた分、それから、政務三役で最終の詰めを行っている部分、もう1週間しかございませんので、しっかりとした政務三役における議論をお願いをしたところでございます。
 私の方からは以上です。

2.質疑応答

(問)幹事社、NHKの内田と申します。よろしくお願いします。まず、国会の会期末を明日で迎えるのですけれども、与党側が閉会する考えを伝えまして、閉会する見通しとなりました。郵政法案などの総務省、内閣府提出法案の多くが提出されていると思うのですが、それで成立を目指してきたと思うのですけれども、成立の割合が大体35%程度と、低い数字となっているのですが、それについての受け止めと背景とか理由について、どうお考えでしょうか。
(答)内閣が8か月半で交代するということになりました。したがって、限られた会期、参議院選挙を控えた会期の中で、必ずしも十分な御審議を頂く時間も、法案を通す時間が無かったということは、極めて残念なことであります。しかし、引き続き次の国会に向けて成立を期して、もしこの国会で成立しないということが決定になれば、次の国会で何としてでも通していただけるように、努力をしたいと思っています。以上です。
(問)もう1点、ワールドカップで日本が勝ちましたけれども、その受け止めを。
(答)素晴らしい、本当に。松井さんのセンタリングに本田さんがこたえてシュートを打った。一番スポットライトが当たるのはそこですけれども、その陰で、日々の努力と、それから、自分と自分のチームを信じて研鑚する岡田監督はじめ、あるいは日本のサポーターの皆さんはじめ、多くの御努力があってのことだというふうに思います。カメルーンという、大変強いチームに対して、きっちりとした試合を勝利に導けて、多くの日本の皆さんに喜びと勇気を与えてくださったと、心から感謝申し上げたいと思います。
(問)共同通信の藤田です。地域主権の大綱ですけれども、これは来週にまた開いて、来週にはまとめたいというお考えですか。
(答)そうです。一つの方向性、もちろん、これ国・地方協議の場も流れているわけです。国・地方協議の場も入れた上でまとめますから、時間的にはかなりタイトですけれども、私が今現在言えるのは、早急にまとめたいということです。
よろしいでしょうか。本当に長い間ありがとうございました。またよろしくお願いします。
(問)よろしいですか。時間もないので。大臣、ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。

(以上)