林 幹雄 内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年8月25日

(平成21年8月25日(火) 9:10~9:14  於:第4合同庁舎8階819号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議におきまして、中国、九州北部豪雨を含む、6月9日から8月2日までの梅雨前線による災害を激甚災害に指定するという政令案を決定いたしました。また、政令4件について決定いたしましたので御報告いたします。
 銃刀法の政令ですが、施行期日を12月4日とし、猟銃の所持の許可を受けることができない重大な罪の範囲等、所要の規定の整備を行うものであります。
 また、道交法の政令も施行期日を10月1日とし、高速道路におけるあおり行為等の反則金の額等を定めることとすることであります。以上であります。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)衆院選なんですが、報道各社の世論調査で、民主党が300議席を上回るという結果が出ており、実際に千葉の選挙でも戦われておられますが、どのように感じておられますでしょうか。
(答)報道各社がそうおっしゃるんですからそうなんだろうと思うんですけども、風なのか何なのか、実際に見えないもんですから何とも言えません。
(問)普天間移設なんですけれども、民主党は県外移設ということを主張されているんですけれども、大臣は2度、沖縄・北方担当大臣を務められていて、その県外移設ということについて、どう思われますか。
(答)これは閣議決定をしておりますので、その線で交渉を進めていくと。そして、また地元の意向を尊重しながら対応していくという姿勢は変わらないわけでございます。
(問)いわゆる政権交代したときの実現性、県外移設の実現性とか、そういうことについては、どうお考えですか。
(答)どこにどう考えているのかちょっとわかりませんので、コメントのしようがないところでございますね。
(問)防災の激甚に指定されましたけれども、その点に関しては政府調査団の団長として現地視察もされたと思うので、御所感をお聞かせ願います。
(答)やはり1日も早く復旧・復興をということでありますので、それに関しては早目に対応できてよかったかなと思っておりますのと、やはり各地域からの被災状況というのが極めて迅速に報告されるようになったことは、復旧・復興に対しての取り組みが一層早まるので、非常によかったんじゃないかと思っております。
(問)その後、九州と中国、山口ですけれども、それ以降も台風9号などで大雨の被害というのは出たと思うのですが、その点に関しては、激甚災害の指定というのはどのように。
(答)今、その調査報告をとらえているところでございまして、まだ激甚に災害指定できるかどうかの段階ではございません。
(問)激甚災害に指定できる方向性の見えている段階でもないということですか。
(答)まだ、そこまで掌握されていません。把握されているところじゃないです。

(以上)