林 幹雄 内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年7月21日

(平成21年7月21日(火) 8:48~8:54  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 先週金曜日、17日に沖縄県を訪問いたしまして、知事初め地元の方々と懇談を行いました。意見交換をさせていただいたところでございます。今後とも沖縄振興に力を尽くしてまいりたいと思っております。
 今日の閣議で、総理から解散の決意をしたということでございまして、閣僚全員が詔書にサインをいたしました。
 以上でございます。

2.質疑応答

(問)本日、総理から閣議、閣僚懇で何か解散についてのお言葉はあったんでしょうか。
(答)日本を守る、そして生活を守るために4度にわたり予算編成をして経済対策に対応してきた、明るい兆しが見え出したところだけれども、まだまだ楽観はできない、これからも引き続き対応していかなければならないということがありました。また、サミットを始め外交面においても、率先して国際会議に臨んで、経済対策や環境問題をやってきたところであり、政権担当能力がいずれにあるかは、この総選挙でしっかりと問うていかなければならないというようなことがありました。
(問)本日の両院懇談会については、自民党のことですが何かお言葉はありましたでしょうか。
(答)多分、官房長官が会見しているんではないかと思いますけれども、オープンになるのではないかと思います。総理の意向を幹事長に伝え、いろいろと党執行部と協議しているんではないかと思います。まだ分かりませんけれども、オープンの方向になるんではないかという感じがいたします。
(問)そのように、総理が閣議で仰ったんでしょうか。
(答)閣僚懇でそういう意向を示しました。でも、これを取り仕切るのは党の執行部でございますから、執行部と協議をするということになっています。
(問)オープンにする理由については何か仰ってましたでしょうか。
(答)仰ってません。仰っていないというか、最初から言っているように、逃げ隠れはしておりませんということを言ってましたから、そういう意味でのオープンという考え方なのかなという感じはいたしました。
(問)総理が解散を決意したということで、それを受けて大臣として御所感をお願いします。
(答)もう先週から決意をしていたわけですから、改めての所感はありません。ただ、決意したことに対しては重く受け止めて、そのように対応していきたいと思います。ただ、総理からは、次の内閣が発足するまでは、その任務を全うしてもらいたいということでございますので、選挙は選挙で戦いますけれども、任務には全うしていきたいと思っています。
(問)実際に選挙戦が始まるまで、しばらく間が空くかと思いますが、その間、どのような準備を進めていかれるのか、それについて改めて教えて下さい。
(答)選挙の準備は、昨年の10月くらいから言われてますから、着々と進めてます。
(問)中心としては、解散後は地元にずっと入るという感じになるんでしょうか。
(答)時間が許せば、入りたいと思っていますが、公務もありますし、党務でどういう指示が党から来るかまだ分かりませんので何とも言えないところです。時間が取れれば地元に入りたいと思っております。
(問)世論調査が出ましたけれども、かなり自民党にとっては厳しい数字が出ておりますが、林大臣はどのように戦っていこうと思われてますでしょうか。
(答)厳しいと思いますけれども、40日間ありますから、必ず我々の政策を明確に打ち出して、この厳しい風を極めて和らげられると確信してます。

(以上)