ワーク・ライフ・バランス推進研究プロジェクト・キックオフ・シンポジウム

参加者と小渕大臣(遠景)

挨拶を行う小渕大臣

 平成21年1月21日、東京大学社会科学研究所が主催する「ワーク・ライフ・バランス推進研究プロジェクト・キックオフ・シンポジウム」が開催されました。第1回目のシンポジウムとなる今回は、「人を活かす企業が伸びる、新しい『報酬』としてのワーク・ライフ・バランス支援」をテーマとして、プロジェクトに参加している企業や研究者からの最新の調査結果や成功事例等を踏まえた研究報告と、企業の人事担当者による活発なパネルディスカッションが行われました。
 小渕大臣は、「企業が不況を乗り切るためには、『人材』の力を結集するしかありません。『人材』を活用するという観点からも、ワーク・ライフ・バランスの推進は意義深いものです。経済情勢が厳しいこのような時こそ、社員の役割や業務の流れを見直し、労働時間の短縮と経営の効率化を実現するための好機とも言えます。ぜひ、『明日への投資』という視点に立って、ワーク・ライフ・バランスの推進に積極的に取り組んでいただきたい。」と述べた上で、「この研究プロジェクトの成果を広く社会に発信し、企業における取組を後押ししていくとともに、働き方の見直しに向けて取り組んでいただきたい」と、参加者の皆様に向けてメッセージを発信しました。