あだち若者サポートステーション、ハローワーク足立訪問

あだち若者サポートステーションのスタッフから説明を受ける小渕大臣

 平成20年11月10日、小渕大臣は、若者の自立に向けた就労支援に積極的に取り組む現場関係者の方々の意見を伺うため、足立区東京芸術センターにある「あだち若者サポートステーション」と「ハローワーク足立」を訪問しました。
 あだち若者サポートステーションにおける意見交換では、「ニートやひきこもりなど、若者を支援する枠組みに自発的に乗ってこない若者に対し、もう一歩踏み込んだ対応が不可欠。どこにいるかわからないニート等の若者を発見し、誘導するようなネットワークが必要」等の意見が出されました。その後、小渕大臣は、施設内を視察しながら、現在の活動状況や苦労等、現場のスタッフの話に熱心に耳を傾けました。
 また、これに先立って訪れたハローワーク足立では、「若者が就職しにくくなっている傾向があることから、若年者コーナーを作り、より専門的・集中的に相談に応じるようにしている」などの説明を受け、その後、所内を視察しながら、若年者コーナーや、子育てをしながら就職を目指す方をサポートする「マザーズコーナー」等の説明を受けました。
 視察を終えて、小渕大臣は、「今、青少年が抱える問題について幅広い意見を伺い、国としてどう取り組んでいくか精査をし、現場の皆さんの声を大事にしながら、しっかり検討していきたい」と述べました。