日本経済団体連合会少子化対策委員会での講演

少子化対策委員会で講演を行う小渕大臣

 平成20年10月22日、小渕大臣は、日本経済団体連合会少子化対策委員会で講演を行いました。経団連は、平成17年5月に少子化対策委員会を新設し、「人口減少を前提とした経済・社会システムの構築」と「できるだけ人口減少の速度を緩和すること」の両面から少子化対策を捉え、産業界・企業における取組みを積極的に推進してきている団体です。
 小渕大臣は、「政府の少子化対策としては、(1)保育サービス等の充実、(2)仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)の実現、(3)子育てに対する経済的支援の充実、などに取り組んでおります。」と政府の取組みを紹介するとともに、「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現することは、企業にとっても、優秀な人材を確保できるなどのメリットがあります。今後は、特に、男性の働き方を変えていくことが重要です。」、「政府においては、育休法の改正に向けた検討を進めているところですが、企業においても、男性が育休をとりやすい環境を整えていただくなど、引き続き、子どもを持つお父さん、お母さんを応援していただくようお願いします。」と述べ、少子化対策について経済界の更なる協力を要請してきました。