品川区の認定こども園「品川区立五反田保育園」の視察

濱野品川区長、櫛田園長と意見交換を行う小渕大臣

保護者の方と意見交換を行う小渕大臣

園内を見学する小渕大臣

 平成20年10月22日、小渕大臣は、保育所型認定こども園である品川区立五反田保育園を視察しました。認定こども園は、国の子育て支援施策の柱の一つです。利用者からの評価は高い一方で、制度が十分に普及していない面もあるため、実際に認定こども園を運営している現場を訪問し、率直な意見や問題点を伺ってきました。

 濱野品川区長からは、「品川区では、保育園における幼児教育をさらに充実させるために認定こども園を開設した。保育園における教育機能を高めることは、女性の社会進出を支える点でも重要なことと考えている。一方で、現場に対する財政支援が不十分であり、経営する側にインセンティブが働く仕組みが必要。」との意見が、また櫛田園長からは、「幼保の縦割りの意識は、現場の職員にもあったが、認定こども園となってからは、幼稚園・小学校との交流や情報交換がさらに進み、保育内容も充実してきている。」との意見が出されました。

 また、保護者の方との意見交換では、「認定こども園となってからは、専門の講師による指導などプログラムが充実し、子どもたちにいい影響が出ている。」、「同じ施設で0歳から就学前まで保育・幼児教育を受けられるので安心」、「教育機能の充実のおかげで小学校への移行もスムーズにできている。」など認定こども園を評価する声が聞かれました。また、「兄弟や姉妹がいる場合、同じ施設に預けられるようにしてほしい」といった意見も出されました。

 小渕大臣は、「現在、認定こども園制度の在り方に関する検討会で議論を行っているが、制度ありきでなく、子どもたちや利用者の方にとってどのような園がふさわしいのか、という観点を大切にしていい制度を作っていきたい。検討会での議論を通じて、認定こども園普及の方向性を示して現場を後押しできるよう、今後も更に考えを深めてまいりたい。」と述べました。

 視察後の会見では、視察の感想と、認定こども園の普及に向けた国の支援の在り方について質問を受け、小渕大臣は、「品川区では、保育園と幼稚園との交流を盛んに行うなど、保育園側に幼稚園における取組の良いところをどんどん取り入れていこうとする積極的な姿勢があることと、何よりも子どもたちや利用者が使いやすくということを一番に考えているところが認定こども園が進んだ大きな理由であると思う。認定こども園制度については、現在検討会で在り方に関して議論をしているところであり、利用者をはじめ関係者から様々なご意見を伺って、良い制度を作ってまいりたい。」と述べました。

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