小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年8月4日

(平成21年8月4日(火) 11:13~11:16  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議におきまして、特に私の所管案件はありませんでした。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)各党のマニフェストが出そろいましたけれども、子育て関係では財源手当は余りはっきりしないまま、結構あれもやります、これもやりますというのが出てきているんですけれども、その状況については大臣どのように。
(答)それは野党のお話ですか。
(問)与党も、幼児教育の無償化についても、消費税の引き上げ時期も今のところ確定していない中で、3年後の幼児教育無償化というのを掲げられていますけれども、何か「ばらまき合戦」の様相を呈しているかなという気もするんですが、いかがでしょうか。
(答)まず自民党のマニフェストのことで、子育て支援に関して、やはり一番大きなことは、今お話があった幼児教育の無償化ということではないかと思います。自民党のことで申し上げさせていただければ、確かに消費税の引き上げ、財源の確保について、はっきりとした期限つきの明記というものはないかもしれませんけれども、消費税の議論というものを避けて通れないということ、そして景気回復の後には、しっかりと消費税を上げていくということ、その消費税は、少子化も含む社会保障のことにすべてを充てていくということをはっきりと申し上げています。そんな中で、その財源をもとに幼児教育の無償化ということがあるわけでありますので、自民党の少子化対策というのは、必要なところに必要な予算をしっかりと確保するということであり、決して「ばらまき」ということではなく、大変成果を上げられることではないかと考えています。
 それに比べて、民主党の月額2万6,000円という政策に関しては、特に所得制限を設けているわけではなくて、「ばらまき」という状況であると思います。
(問)先ほど閣議の後だと思うんですが、園田政調会長のほうから自民党のマニフェストについて閣僚に対して説明があったようなんですが、大臣その感想といいますか。
(答)そうですね、いろいろな項目が挙げられていますので、短い時間の中でポイントの説明をいただいて、少し意見交換をさせていただきました。私の担当するところでも、園田先生からのご説明はありましたけれども、私から特に発言したことはありません。

(以上)