小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年7月17日

(平成21年7月17日(金) 10:41~10:45  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議では、特に私の所管案件はありませんでした。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)閣議・閣僚懇の中で、今回、両院議員総会の開催の是非などについて、何か総理あるいは閣僚の方々から、発言はなかったでしょうか。
(答)両院議員総会の開催については、特にありませんでした。
(問)与謝野大臣が署名等をされているのですが、特に与謝野大臣から、例えば何か御自分の進退に関わるような発言というのも、出ていなかったでしょうか。
(答)与謝野大臣からの御発言は、ありませんでした。
(問)念のため、確認なのですが、大臣は以前から解散する場合は、閣議で署名される予定というふうに伺っていますが、今もその方針で変わりないということでよろしいでしょうか。
(答)はい。
(問)今の点に関連しまして、両院議員総会を開かない方向になっているのですけれども、この開くか開くべきでないかということについての大臣のお考えと、閣僚の中から与謝野大臣が署名されたのですけれども、そのことについての受けとめをお願いします。
(答)先日の会見でもお話をいたしましたが、総括ということであれば、やはり大事な衆議院選挙に当たって一致結束していくということとともに、これまでの地方選挙を分析して、反省すべきところは反省し、改善できるところは改善しながら、どういう形で選挙に臨んでいくのかという総括を何らかの形でするということは必要なのではないかと思いますが、それが両院議員総会という形をとるべきかどうかにつきましては、それぞれの国会議員の御意見もありますし、最終的には執行部が決めることではないかと思っていますので、その執行部の判断をしっかり見守っていきたいと思っています。
(問)あと、与謝野大臣の署名については。
(答)両院議員総会を開くか開かないかということについては、特に与謝野大臣は東京選出の衆議院議員でありますし、先日の都議会の結果を受けて、麻生内閣について、そして今後の自民党について、より心配されている方ではないかと思っています。そうした中で、しっかりとした総括をして、一致結束して選挙に臨むべきだという思いでおられるのだと思いますので、そういう考えから御署名されたのではないかと思っています。
(問)総選挙を目前にして、党内、かなりばたばたしている状況なのですけれども、麻生総理の総理、総裁としてのリーダーシップというか統率力については、どのようにお考えですか。
(答)確かに、選挙前ということもありますし、自民党はもともといろいろな意見が出てくるというところでありまして、それがよい部分でもあるわけでありますけれども、確かに、国民の皆様から見ていて、今の状況というものが決してまとまった状況に見えないということについては、私自身も同じ思いを持つところであります。
 ただ、総理のリーダーシップということでありますけれども、昨日の総理の会見で、もし両院議員総会等の場があるのであれば、しっかり自分自身の考えを述べるということをおっしゃっていますので、今はそういう場が設定されるのかどうか、待っている状況ではないかと思います。

(以上)