小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年6月16日

(平成21年6月16日(火) 9:41~9:46  於:内閣府本府1階118会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議におきまして、私からお伝えすることは特にありません。
 こちらからは以上です。

2.質疑応答

(問)報道各社の世論調査ですけれども、内閣支持率が軒並み下がっているんですけれども、その下がった理由の分析と、それから対応についてどうお考えでしょうか。
(答)支持率は上下するものですから、余り一喜一憂せずに、とは思いますけれども、今ある様々な要因が支持率に多少影響しているのかなということは思っております。鳩山大臣が辞任をされたということなども影響しているのかなと思いますけれども、そのあたりの経緯が少し国民の皆様にとってはわかりづらいのではないかと思いますので、しっかり説明責任を果たしていく必要があるのではないかと考えています。
(問)わかりにくい点はどの辺があるかと思いますか。
(答)鳩山大臣と西川社長、どういうふうに、どちらがお辞めになるのか、辞めさせるのかというような話がありましたけれども、そのあたりがわかりづらいというか、どうしてこういう経緯になったのか、今後またどうしていくのかというところが、十分に伝わっていないのではないかということです。
(問)その経緯の説明については、総理がもっとやるべきだというふうに思われますか。
(答)ただ、現在のところ、まだすべてが片づいている状況ではありません。今は鳩山大臣が辞任されたという状況ですので、今後のことは総務大臣と財務大臣と官房長官が、相談していくことになるかと思いますけれども、やはり総理も含めてどういう状況に対処していくのか、業務改善命令に対する回答も今月末には出てくるわけですし、そのあたりの段階でしっかりとわかりやすい説明をしていくべきではないかと思います。
(問)支持率に関連してなんですけれども、例えば安心社会実現会議とか「骨太」でもその少子化とか社会保障の強化みたいなものが盛られる方向になっていますが、支持率の低下によってその実現性というのが残念ながら低くなってしまう可能性というのも否定できないのかなという気がするんですけれども、低下することによってやりたい政策の実現性が下がってしまうような懸念とか心配みたいな点はありますでしょうか。
(答)確かに支持率が下がってくるということは、国民の皆様の御理解ですとか信用も少しずつ下がってくるということでもあるかと思いますので、今御指摘いただいた面もあると思いますが、ただ少子化問題に関していえば、本当に待ったなしの課題であって、支持率がどうであってもしっかり取り組むべき課題であることは変わりありません。これについてはしっかりと取り組んでまいりますし、国民の皆さんの御理解も求めていきたいと思います。
(問)明日、総理と民主党の鳩山代表との間で2度目の党首討論が行われますが、それについて期待される議論とかそういったことをお聞きしたいんですが、どういった議論で、どういった討論になることを期待していますか。
(答)やはり党首討論という場は、国民の皆さんが一番疑問に感じていることですとか、生活に密接にかかわりのあることですとか、そうした話題になっていくのではないかと思います。国民の期待も高いと思いますので、両党首が今課題となっていること、また今後どうしていくかということをしっかり具体的に述べていく場となればいいと思います。

(以上)