小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年3月27日

(平成21年3月27日(金) 8:46~8:49  於:参議院本会議場中庭側廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 おはようございます。
 特に、私からはありません。

2.質疑応答

(問)平田副大臣の関係ですが、昨日、大臣規範違反に当たるのではないかということで、自ら副大臣を辞められました。今回の経緯についての大臣の受け止めと、あと、大臣規範というものについて、先ほどの閣僚懇や閣議で、改めて何か共有されるような話はあったのでしょうか。
(答)まず、最初の平田副大臣の件については、細かなところは承知していませんけれども、大臣規範に抵触するということですので、辞任も致し方ないのかなと思っています。
 大臣規範については、先ほど閣僚懇談会の場で官房長官からお話がありました。
(問)今回、大臣規範違反ということで、どうしても一般の国民の人は、政治とお金の問題に、今、すごく関心があると思うのですが、そうした点から考えて、今回の一連の件についてどういうふうに受け止めていらっしゃいますか。
(答)もちろん、政治家一人一人が、政治とお金のことにつきまして、国民の皆さんから疑念を抱かれるようなことがないように、しっかりとしていかなければならないと思いますが、特に、大臣や副大臣、政務官、そうした立場にある人間は、より気を引き締めていかなければならないのではないかと思っています。
(問)昨日、男女共同参画会議がありましたけれども、その中で生活困難な男女に対する対策ということで、今度、夏ごろに取りまとめということなのですけれども、大臣としてはどういったところに重点を置いて。
(答)有識者の方々からも、そのあたりについては多くの御意見を頂戴しました。また、今のこの経済状況ですので、子供の貧困についての問題意識や、ひとり親家庭への支援など、貧困家庭についての言及が、かなりいろいろなところでありました。そうした声を重く受けとめて、緊急的に対応できるものに対しては、しっかりと対応していけるように検討していきたいと思っています。
(問)その絡みで、昨日の会議の中で長官からは、「特に母子・父子併せて、ひとり親家庭に対して重点的に光が当たるような対応を」という言葉がありましたけれども、どういう支援の形が望ましいと。
(答)まさに、これから検討していかなければならないところだと思うのですけれども、前回の有識者会議においても、また今回の共同参画の会議においても、そうした点についてのお話が大変多かったのでそれも踏まえて、官房長官からそうした御指摘があったのだと思っています。やはり困難な状況にある家庭というのは、母子家庭も父子家庭も関係ありませんので、そうしたところにしっかりと支援が行くように検討していきたいと思っています。

(以上)