小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年1月9日

(平成21年1月9日(金) 8:45~8:47  於:衆議院議員食堂前ぶら下がり)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議では、私の所管案件としては特にありませんでした。
 私から報告事項が2件ございます。
 1つ目は、「定住外国人施策推進室の立ち上げ」についてです。本日、お手元の資料のとおり、内閣府に定住外国人施策推進室を立ち上げます。政策 統括官を含め当面7人の体制でスタートいたします。今後、定住外国人の方々が実際にどのような困難を抱え、どのようなニーズを持っているか、自治体と現場 の声を踏まえて、必要な対策を速やかに講ずるよう全力で取り組んでまいります。
 具体的には、既に平成20年度第2次補正予算案及び21年度予算案に盛り込まれた施策に加え、さらにどのようなことができるか、可能な限り速やかに検討いたします。
 さらに、中長期的な観点からの施策も含め、定住外国人が住みやすい地域社会づくりや、教育、雇用などを総合的に進めるプランの施策も検討してまいります。
 詳細につきましては、共生社会政策統括官室にお問い合わせください。
 2つ目は、「DV相談ナビの開設」についてです。
 お手元の資料のとおり、配偶者からの暴力に悩んでいる方が最寄りの相談窓口を検索できるよう、1月11日からDV相談ナビを開設いたします。
 詳細につきましては、男女共同参画局にお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)まず、定住外国人の関係ですが、ブラジル人学校で通えなくなった子どもたちが学校に行けないとか、そういった状況も起きていると思うんですが、具体的にどういうことを取り組んでいかれるのか。
(答)今お話になった子どもたちが学校に通えない状況というのは、大変深刻なことだと受けとめています。文科省ともいろいろ相談をしながら、そういう方々にどのようことができるか、このたび立ち上がる推進室において、しっかり検討していきたいと考えています。
(問)ちょっと話は変わるんですが、定額給付金の関係で、総理がもらう、もらわないで回答を留保されている形だと思うんですが、大臣自身がもらわれるかどうかと、あとその理由について教えてください。
(答)私はいただきたいと思っています。いい制度だと思っていますし、景気刺激策ということでもありますので、地元で使わせていただければと思っています。

(以上)