小渕内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年10月21日
(平成20年10月21日(火) 10:39~10:42 於:内閣府本府1階118会見室)
1.発言要旨
おはようございます。本日の閣議は、一般案件4件、国会提出案件11件、公布2件、法律案1件、政令3件、配布3件、計24件の案件がございました。このうち私の所管案件はございませんでした。
また、私から報告事項が2件ございます。
1つ目は、品川区立五反田保育園の視察についてです。
明日22日水曜日に品川区の五反田保育園を訪問いたします。
この施設は、保育所に幼稚園機能も持たせた、いわゆる保育所型の認定こども園ということで、運営上の課題等を伺うとともに、お母さん方との意見 交換を予定しております。率直な意見を伺い、「認定こども園制度の在り方に関する検討会」での検討の参考にさせていただきたいと思っています。
視察の詳細については決まり次第お知らせいたします。
2つ目は、日本経団連少子化対策委員会での講演と意見交換についてです。
同日の五反田保育園視察の後、日本経団連少子化対策委員会に伺って講演及び意見交換を行うこととしています。日本をリードする経営者の方々の御意見を直接伺うとともに、ワーク・ライフ・バランスの推進に向けて引き続き積極的な取組をお願いしてまいりたいと思っています。
私からは以上です。
2.質疑応答
- (問)1点目なんですけれども、追加の経済対策に小渕大臣として、これを盛り込みたいというものがあればお聞かせいただけますか。
- (答)現在、関係省庁に対して、どういったことができるのか、子育てをしている人を積極的に応援するような工夫ができないかということで知恵を絞るように指示を出しているところであります。今回の経済対策は、総理の指示にあるとおり、生活者の視点ということで生活対策が重点分野とされています。
申し上げるまでもないことですけれども、今、第二次ベビーブーム世代が30代になって、あと5年で大体40代を迎えるということでありますので、少子化対策は待ったなしの状況にあります。そのような中で、安心して子育てができる体制づくりや子供を持つ女性が希望どおり働けるような環境を作っていくことは生活者の視点からも大変重要ですので、積極的に検討してまいりたいと考えています。
- (問)具体的にやはり最優先されるのは、待機児童ゼロ作戦の関係なんでしょうか。
- (答)そうですね、私が最初に入閣した際にも、総理から待機児童対策をするようにというお話がありました。現在、保育サービス利用児童数の10年間で100万人増加を目標としておりますけれども、それを前倒ししなければならない。これは最重要課題であると認識しております。
- (問)もう一点、恐縮です。先日ちょっと質問が出たんですけれども、マルチ商法業界関連からの献金だとかパーティー券についての事実は確認されましたでしょうか。
- (答)事務所に確認いたしましたところ、そうした関係からの献金はございませんでした。
- (問)パーティー券の購入についてもないと。
- (答)なかったです。
(以上)