佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年9月11日

(平成21年9月11日(金) 10:23~10:34  於:会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。本日、エコポイント事業について、7月、8月の実施状況がまとまりましたので、概要を御報告いたします。詳細は、この後事務方から資料をお配りいたします。
 7月1日にポイント申請の受付を開始してから8月末までに、約150万件の申請をいただきました。100億点以上のポイントを発行しました。うち、デジタルテレビが発行ポイントの約77%を占めております。2011年7月の完全デジタル化に向けて、この事業が大きな役割を果たしているというふうに考えております。まだデジタルテレビを購入していない方は、できるだけ早めに購入していただきたいというふうに思いますし、エコポイントの申請をいただくようにお願いを申し上げたいと思います。以上です。

2.質疑応答

(問)民主党の鳩山代表が、日本郵政の西川社長に辞任を求める考えを改めて表明されました。西川社長を含む取締役人事を認可されたお立場の大臣として、どのようにお考えでしょうか。
(答)基本的には新政権で判断すべき問題というふうに思います。ただ、個人的な考え方を申し上げさせていただければ、私、今年の6月に改めて西川社長に経営をお任せいたしました。そして現在、西川社長には、1年以内ということで条件を付けさせていただいて、経営のガバナンス強化に必要な措置を実施していただいている最中でありまして、再び混乱を招く事態となれば、郵便局を利用されるお客様や現場の職員にとって、果たして良いことなのかどうかという気がいたしますが、いずれにいたしましても、冒頭申し上げましたように、新政権で判断される問題であるというふうに思います。
(問)大臣、そうしますと、この時期に、6月に続投が決まった西川社長がもう一回、辞任ということになると、日本郵政の経営上も顧客サービス上も良くない影響がでるのではないかと。
(答)一応、1年という目途を決めて、改善をする方向付けを私どもも申し上げたわけでありますから、それに向けての計画を立てておられるということだとすれば、もしかすると、そういう話にもなるかもしれないということだと思います。
(問)民主党の件なのですけれども、民主党が補正予算の一部執行停止を打ち上げていまして、そのほかにも大型公共事業、無駄なものは停止するということでですね、具体的には群馬県の八ッ場ダムなどは地元から反対の声が上がっていると、地方からも都道府県議会などの間で懸念する声が大きいと。地方への影響というのはどのようにお考えでしょうか。
(答)私は栃木県なものですから、渡瀬遊水池という、この東京都を守る遊水池があるわけですね。水を守る。これは河川計画によって、八ッ場ダム等々を計画して、その水の計画上必要だということでどうしても始まった事業だというふうに私は理解しております。したがって、河川計画上それがなくなるということになると、遊水池の在り方というものも根本的に変わってまいりますし、その遊水池を取り巻く状況というものも、基本的にまた見直さなければいけない。河川計画をすべて見直さなければいけないという状況になるのではないかなというふうに思います。そうすると、これからだと思いますけれども、第2調整池というものが遊水池の中に設けられる方向にございますが、この第2調整池の問題等々も、例えば深く掘り下げるとか、そういう問題にもなりかねないということと、前にも申し上げたかどうか、最近、局地的に多く雨が降る状況があります。私が一番怖いのは、関東平野にかなりの雨が降った時に、水の在り方というのが、高低差の分かる色のついた地図を見ていただくとお分かりのように、例えば遊水池が満水になって利根川が決壊をするというカスリーン台風の状況が起きたときにですね、水は間違いなく東京に向かってきます。もちろん、春日部にもそれを予防するだけのものは造っていますけれども、関東平野全域に、先日兵庫県佐用町で起きたような雨が降ると、私は持ちきれないというふうに思います。それが決壊をして、東京に水が流れ込んでくるということになりますと、非常に大変なことになると思います。
 私も防災担当をこの前までやっておりましたので、いろいろシミレーションをしたものを見たことがあります。カスリーン台風の時はですね、利根川が決壊をして都心まで水が来るのに4日掛かっているのです。要は、上流の水が止まったにもかかわらず、下流は水害という話になる。非常に恐ろしい話になるのです。浅草くらいまででどのくらいの水が来るかという想定は大体180センチメートルくらい、人の背よりも高いくらいのシミレーションになるわけですね。ですから、そういうことを考えて八ッ場ダムがあるないの話というのは非常に大きな問題でして、この計画を止めることが本当にいいのかどうかというのは、私は担当ではありませんけれども、非常に、流域に住んでいる者としては心配をしております。いずれにいたしても、雨がいつ降るか分からないという状況の中で、そういう備えを私はしっかりとしておくべきではないかなと思っております。
 それと、各都道府県がもう負担金を出して、八ッ場ダムを是としているわけでありますから、これをなくしたときの補償などが果たしてうまくいくかどうかというのは、非常に疑問に思っていますし、非常に心配をしております。
(問)大臣、今の質問に関連してなのですけれども、民主党が示している2009年度補正予算の一部執行停止方針について、昨日、宮崎県の東国原知事が法的措置の検討を示唆するなど、各自治体から不満の声が上がっていますけれども、それについての御所感をお願いします。
(答)当然ですね、地方の知事さんたちは9月議会を控えていますので、この9月議会にある程度道筋を立てないと、県の執行というのはできなくなりますから、当然、東国原知事がおっしゃっているという危機感はひしと私どもは感じさせていただきます。なるべく早い執行が必要だということは現場の人たちからすれば当然の話ではないかなと私は思います。
(問)もう一度総務大臣の件ですけれども。国民新党は郵政民営化の見直しを一丁目一番地と位置付けていて、政党の中でも一番過激なのですけれど、行政の継続性とか考えた場合ですね、この国民新党の方が総務大臣に座るということについてはどう思われますか。
(答)差し控えたいと思いますけれども、その思いというのは当然あるわけで、そういう思いの中でそういう御発言をなさっていらっしゃるということは理解はさせていただけるのではないかなというふうに思います。ただ、その行為自体がどうかというのは別ものだと思います。
(問)すいません。分からないのですけど。
(答)考えていらっしゃることを聞いたわけではありませんので、私からコメントをする話ではないということです。
(問)ほか、質問よろしいですか。ありがとうございました。
(答)ありがとうございました。

(以上)

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