佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年6月9日

(平成21年6月9日(火) 9:20~9:25  於:第4合同庁舎8階819号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 閣議での改めての御報告はございません。

2.質疑応答

(問)5日でしたか、山形の七五三掛にいらしたと思うのですが、御所見と、改めまして内閣府としての対応を今後考えていることがあればお願いします。
(答)地元の加藤先生からの要請がございまして、役所という観点ではなくて、政務という形で行かせていただきました。希望等々もございましたので、そんな形で行かせていただきましたが、正直、行って良かったなというふうな印象をいたしました。
 七五三掛地区という非常に歴史のある場所で、皆さんも御承知でしょうが、即身仏があるお寺なんかがあるところでございまして、その地域の地すべりが非常に大変な状況にあるということで見てまいりましたが、正直、あれほどひどいとは思わなかったというのが現状であります。
 1日3センチとか4センチ動くような地滑りがございまして、その地域全体が地滑りを起こすような地域であるのですが、いろいろな対策をして、そのほかの地域についてはとまっているという状況がありますが、そこもやってはおりますが、どういうわけか地滑りが起こってしまっているという現状がありました。
 住んでいる方は確かに少ないのですが、地滑りの起きている場所でお住まいになっている方々はみんな避難をしておりますように、もう本当に崩落寸前の家等々がありまして、何かやっぱり対策を講じないといけないのではないかなと思いました。
 農水、林野、国土交通という事業がそれぞれ入っておりまして、まさしく内閣府がその取り仕切り役をするという意味では非常にふさわしい場所かなと思いましたし、行って非常に参考になりましたし、当地の方の意見を聞かせていただく中で、本当にお気の毒に思いますし、何かやらなくちゃいけないという思いをさせていただきましたので、今後どういう対策ができるかということも含めて、今申し上げた省庁間の調整を私どもがさせていただくということで少し推移を見ていきたいに思っております。
(問)沖縄北部の振興策ですけれども、昨日、官房長官と名護市長らが継続を求めてやって来ていましたけれども、大臣としてはどのように考えられていますか。
(答)私のところにも今日おいでいただくということでして、4月8日の9回目の普天間移設協議会において北部市町村から平成22年度以降の北部振興事業の継続の要請に対しまして、官房長官、また、私から、平成22年度以降の北部振興事業の取り扱いについては、これまでの経緯や地域の実情を十分に勘案して検討したいというふうに発言したところでございまして、本日、12市町村長から直接要請を受けることになっておりますが、非常に大事なことなので、いろいろな関連も含めて、しっかりと前向きに検討したいというふうに思っております。

(以上)