佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年4月21日

(平成21年4月21日(火) 9:33~9:44  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 本日の閣議において、政令3件について決定をいたしました。1件目は、昨年12月に成立をいたしました改正銃刀法の一部の施行期日を6月1日とする内容の政令であります。2件目は、銃砲刀剣類所持等取締法施行令の一部を改正する政令で、形式的な規定の整備を行うものであります。3件目は、道路交通法施行令の改正に関するもので、今国会において成立をいたしました、道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行に伴う規定の整備を行うものでございます。
 無差別大量殺人行為を行った団体の規制に関する法律の施行状況に関する報告について、法務大臣から発言があり、これに関連して、私から警察による措置についても発言させていただきました。

2.質疑応答

(問)足利事件に関連して、DNAの再鑑定が行われ、不一致という結果が出たと思うんですけれども、それについてコメントをいただけますでしょうか。
(答)私の地元の足利での事件でございまして、大変興味深く今日の報道を拝見させていただきました。平成2年に栃木県足利市で4歳の女の子が殺害されたという大変痛ましい事件でございまして、今申し上げましたように報道については承知しておりますけれども、東京高裁の判断が示されていない段階でもございまして、警察としてはコメントを差し控えたいと思います。ただ、一般論として申し上げさせていただくと、DNA鑑定の捜査における役割は大変高まっておりまして、警察として精度の向上を始め努力していると承知しており、厳正な捜査等が要求をされるという意味では非常に興味深い報道だったかなと思います。
(問)DNAが不一致だったという報告はありましたか。
(答)まだありません。
(問)再審の可能性も出てきますけれども、あくまで一般論としてということですかね。
(答)一応、今のところ警察としてはというところまでは、まだ言える状態にはないと私は思っております。
(問)去年の12月に日中韓の首脳会議が開かれたと思うのですが、その際に3カ国の防災担当閣僚の会議を今年開くということだったんですが、それについて今年の7月で、場所は神戸で開催を調整しているという話を聞いているんですが、それに対して何かありますか。
(答)日中韓の防災担当閣僚級会合についてということでございますが、昨年の12月の日中韓首脳会議において、本年日本で開催することを合意したと伺っております。現在、中国及び韓国の担当省庁との間で会議開催に向けた調整を進めております。
 会議の日程につきましては、我が国から7月に神戸での開催を提案いたしておりまして、現在具体的な日程についての調整を行っているところでございます。議題についても調整中でございますが、本年が第1回の開催であることから、各国の防災対策についての基本的認識や確認、そして各国におけるこれまでの取り組みの情報共有、今後の3国における協力の方向性についての意見交換といった基本的な事項が議題となることを想定して、現在調整を行っているというふうに報告を受けています。
(問)神戸という土地ですが、かつて震災に見舞われて復興を遂げた町でもあると思うのですが、その点に関して、日本側からその場所を選んで提案された意味合いというのはあるんでしょうか。
(答)やはりあれだけの地震があって、災害があって、御承知のようにあれだけの復興を遂げたという、非常にシンボリックな場所でもあるということをかんがんでみれば、非常に私としても適地ではないかなと思いますし、もちろん韓国、中国の方々にしても、当時の状況等々がわかれば、どんな復興を遂げたかということが十分に理解していただけるという意味では、私は非常に意義のある場所ではないかなと思っています。
(問)その場所で、内容もこれから調整と基本的にはなっていますけれども、大臣としてその会議でどのようなことを具体的に御提案されたりとか話し合いというか、意気込みといったことをいただければ。
(答)今調整中なので、具体的にどうのということはちょっと申し上げるところまでいっていませんけれども、いずれにしても防災等々について技術的には日本の技術というのは非常に進んでいると思います。あそこは阪神・淡路のところでもございますので、そういう意味では、ここまで育んできた情勢を見ていただくということと、技術的なことも含めて、復興後どうなっているか。例えば、家が壊れたりして住む家がなくなった方々がどんな方向で、例えば市が用意した住宅に住んでいらっしゃるとか、かなりの時間がたって、その住んでいる方々の生活状況がどうなっているのかということ等々も含めて、非常にわかりやすい場所であるということから、ある意味では例えば中国の四川なんかで起きた地震のモデルにもなりはしないかなということを前面に立てて、日本はこうやっているのですよというアピールも含めて考えるというのも1つの案かなと思っておりまして、これからちょっと決めていきたいと思います。
(問)昨日、兵庫県の西宮警察署で、警察官が居眠り中に取調中の被疑者が逃走したという事案があったんですが、こうした事案について国家公安委員長としてどのように感じておられるでしょうか。
(答)私も報道で聞いて、ちょっと唖然としたんですけれども、こういう事件があっていいわけがないわけでありまして、居眠りをしたことがどうだったかということは別問題として、もうちょっと緊張感を持ってやらなければいけないということで、警察を指導してまいりたいと思っております。ただ、こういう事案があったということは真摯に受け止め、今後、決してこういう事案が起きないよう、私からも厳重に注意をしたいと思っております。

(以上)

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