佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年4月14日

(平成21年4月14日(火) 9:18~9:21  於:警察庁18階第4会議室)

1.発言要旨

 改めて、閣議での御報告はございません。
 以上です。

2.質疑応答

(問)国連安保理で北朝鮮の発射について非難する議長声明が採択されましたけれども、拉致事件の捜査の観点を含めて大臣の受け止めをお願いします。
(答)報道にもございますように、また、外務大臣からも御報告がございましたけれども、今日未明(日本時間)、北朝鮮の弾道ミサイルの発射については、安保理決議1718に違反するものとする議長声明が採択されたことは、私としては評価すべきことではないかなと思います。拉致事件捜査の関係と、この問題とは全く関係なく、今までどおり拉致事件については捜査を継続し、解明に向けて努力をするということが、警察の立場ということになります。
(問)沖縄に関する質問なのですが、先日、国土交通省が南部国道3事業の凍結を表明しました。先週は、地元の南部地域の首長が上京して、内閣府を含めて、政府に凍結解除を要請したところですが、この件に関しての大臣の御見解をお願いします。
(答)個人的な話になるかもしれませんけども、沖縄でB/C(費用便益比)を適用するというのは、ちょっと無理があるのかなと思います。
 沖縄県民の方々が、いろんな形で公共施設を利用するというのは、人口比からいっても、本土と同じ評価をするというのは、ちょっと無理があるのではないかなと思いますし、国交省にも、大臣にも、その旨、口頭ですけどもお伝えした経緯はございます。
 したがって、私は沖縄県民の立場に立って物を考える大臣ということになりますから、そういうことも含めて、ちょっと国交省と交渉してみたいと思います。
(問)それは解除という方向でということでよろしいのでしょうか。
(答)この間も、沖縄振興委員会でもその話が出まして考えてみてくれという、私に対する話ではなかったのですけれども、私も全く同じ気持ちでいたものですから、できるだけやれることは進めていきたいと思いますし、重要な道路だと認識しておりますので、おっしゃられるように、その解除に向けて努力したいと思っています。

(以上)