佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年4月3日

(平成21年4月3日(金) 8:40~8:45  於:院内内閣記者会)

1.発言要旨

 本日の閣議におきまして、内閣府特命担当大臣から平成21年春の全国交通安全運動の実施につきまして発言がございました。これに関連いたしまして、私から、本年6月1日には、75歳以上の運転者の免許証更新時における講習予備検査の導入や飲酒運転等に対する行政処分の強化を内容とする改正道路交通法が施行されることから、本運動を機会に、これらの円滑な施行を期し、国民の交通安全意識の一層の高揚を図る必要があることなどについて発言いたししました。
 以上です。

2.質疑応答

(問)沖縄の関係なのですけれども、先日、防衛省から普天間飛行場移設に関する話でアセスの結果が発表されたのですが、それに関して大臣の所感をお願いします。
(答)環境影響評価につきましては、防衛省において方法書に沿った1年間の調査をいたしまして、今般、準備書を作成したことから、4月1日、沖縄県知事に準備書を送付したと伺っております。詳細については、防衛省にお問い合わせをいただきたいと思います。
 いずれにいたしましても、今後、環境影響評価手続を進める中で、地元に丁寧に説明をいたしまして、それに対する地元の意見を真摯に受け止めて、誠意を持って協議をしていくことが重要であると考えておりますし、私は沖縄の県民の立場に立ってという立場もございますので、それを重視して対応していきたいというふうに思います。
(問)北朝鮮の飛翔体発射の通告時間が明日からになりますけれども、明日に迫ったことについての御所感や対応等を含めてのお考えをお聞かせ下さい。
(答)北朝鮮の飛翔体につきましては、先程、官房長官からも安全保障会議に関わる大臣は在京をというお話がございました。私の立場といたしましては、国民の安心・安全という立場から、警察という機関が何が出来るかということを前提にものを考えるということで考えております。4日から8日の11時から16時においては、秋田・岩手県警を中心に機動隊やヘリテレを搭載したヘリコプターなどが、直ちに出動できる態勢を整えるなどいたしまして、万全を期すよう努めたいと思います。また、秋田・岩手だけなのかということでもなく、その他の県警察にも何か起きた場合の態勢というのは指示しておりまして、万全を期したいと思っております。

(以上)