佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年2月13日

(平成21年2月13日(金) 9:29~9:37  於:第4合同庁舎8階819号室)

1.発言要旨

 改めての閣議での御報告はございません。

2.質疑応答

(問)振り込め詐欺についてですけれども、1月の被害が最少であったことと、今日はATM等の周辺の集中警戒日でありますが、それについての御所感をお願いします。
(答)今お話がありましたように、本年1月の振り込め詐欺の被害については、認知件数810件、被害総額約9億8,000万円であったということでありまして、これまでで最も被害が少なかったとはいえ、未だ10億近い被害が出ているところであります。最近の振り込め詐欺の被害は、概ね減少傾向にありますけれども、これは、全国の総力を挙げての取締りや、官民一体となった予防活動の効果によるものと思います。また、本日、2月13日は年金の支給日であるということで、高齢者の被害防止を念頭に、全国警察を挙げてATM周辺の対策に当たると聞いております。前回の昨年10月の集中警戒では、かなり効果が上がったということもあり、前回と同様に、警察官を配置してATMの利用客に対する声かけを行うほか、ATM周辺において、積極的に広報啓発を実施するなど、工夫を凝らした被害の未然防止のための諸対策を講じるものと承知しております。被害が減少傾向にあるというのは、やはりこれまでのこうした地道な活動が実った結果だと私は思っておりまして、振り込め詐欺をする犯人もかなり追い詰められているのではないかと思います。今後、追い込められた犯人グループがどんな新手の方法を講じてくるか分からないわけではありますが、より効果的な方法を考えながら、地道な活動を続けていきたいと思っております。
(問)郵政民営化にかかわる問題で2つ。1つは、麻生総理が言及された経営形態4分社化、これに関する大臣の考え方。もう一点は、昨日の小泉元総理の発言です。麻生総理を痛烈に批判したわけですけれども、今後、政局運営に与える影響などをどのように受けとめていらっしゃるのか。この2点をお願いします。
(答)4分社化の形態については、どれがいいという判断は私にはちょっとできませんけれども、確かに地方に行って、郵便局の使い勝手がどうかと言われると、これはどちらかというと悪くなったとおっしゃられる方が多いということは、間違いない事実だと思います。
 例えば、貯金のこと等々、また簡易保険のこと等々で職員が行って、そのときに、昔の感覚で、一般の方々が郵便局員さんだという感覚しか持っていませんから、その方々に、町の人ですから、この郵便を持っていってちょうだいよという話をしたときに、それをその局員は預かれないという現状にございます。そういうこと等々を考えると、利便性ということから考えると、それはサービスの低下だと言われてもいたし方のない現状はあるのではないかなと思います。したがって、4分社化がいいかどうかということよりも、一般の方々が、やはり民営化になってこの辺がよかったという方向づけを示さないと、なかなか御理解を得られないということではないかなと思います。
 私も、去年、総務副大臣をやって、正直全国12カ所ぐらい回らせていただきました。そのときに、局長さん方の話を必ずその地域で聞いてまいりましたが、いろいろな御意見が出て、一方的に局長さんの話がすべてだとは私は思いませんけれども、かなりそういうお話があるという現状を把握しておりましたので、そこはやはりいろいろな形で改革をしなければいけないのかなと思います。ただ、民営化を否定するという話ではなくて、やはり民営化は決まったことでありますから、この民営化をいかに国民の方々に享受できるかというのが大事なことではないかなというふうに、私はかかわった一人として思っております。
 それと、小泉元総理の御意見でありますが、小泉元総理からすると、やはり思い入れて民営化をした御本人でありますから、当然、ああいう言葉が出てもいたし方のないことだったのかなと思います。ただ、党の話等々を鑑みてみますと、かなり影響は大きなものがあるのかなと思います。できるだけよくお話し合いをいただいて、その辺のところを、私としてみれば、整合性を図っていただいて、丸くおさめていただければありがたいなと思っております。

(以上)

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