佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年12月26日

(平成20年12月26日(金) 10:40~10:44  於:第4合同庁舎8階819号室)

1.発言要旨

 本日の閣議において、国会提出案件として、衆議院議員河村たかし君提出軽微な交通違反者の逮捕の適法性に関する質問主意書に対する答弁書について決定をいたしました。
 以上です。

2.質疑応答

(問)もみじマークの表示義務を事実上撤回するという道交法の改正案について、大臣はどのようにお考えですか。
(答)確かに、努力義務に戻すというのは異例のことだと私も思います。ただ、国民の意見も踏まえて見直すということは決して悪いことではないと思います。私の地元でも、同じような意見を聴きましたので、そうした御意見を真摯に承るということだと思います。
 今後1か月間、パブリック・コメントを募集するということで、国民各層からの御意見も踏まえて、よりよい案となるように警察庁を指導してまいりたいと思います。

3.就任後を振り返って

 本年最後の記者会見でありますので、(大臣就任以降の)3か月を振り返り、感想を述べさせていただきたいと思います。
 麻生総理から警察、防災、沖縄・北方の3つの仕事を命じられたわけですが、それぞれ固有の任務と課題を抱えた難しい仕事でありましたけれども、いずれも国民の暮らしを守り、支えるという政治の原点にかかわる大切な仕事でありました。大変にやりがいのある仕事だと感じております。当初、初めての分野でしたので、大変戸惑いもございましたが、皆様方の御協力をいただきまして、なんとかここまでやってくることができまして、心から感謝を申し上げたいと思います。
 国会の対応や予算要求等もありまして、私にとっては忙しい3か月間でありましたけれども、極力現地に出向いて、生の声に接するように努めたつもりでございます。
 課題は山積しておりますけれども、国民の生活を守るため、来年も全力を尽くしてまいりたいと思いますので、皆様方にも御協力をいただくよう、お願いを申し上げまして今年の締めくくりとさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

(以上)