佐藤内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年11月28日

(平成20年11月28日(金) 9:53~9:56  於:内閣記者会)

1.発言要旨

 閣議でのご報告はございません。
 12月1日の北方領土返還運動の出席について、お話をさせていただきたいと思います。
 お手元にお配りしてありますように、12月1日に行われる「北方領土返還要求行進アピール行動」出発式と「北方領土展2008 in Tokyo」に私も出席し、北方領土返還の協力を訴えたいと考えております。詳細につきましては、北方対策本部へお問い合わせをいただきたいと思います。

2.質疑応答

(問)昨日ムンバイで発生したテロで、日本人が巻き込まれて死傷し、いまだ現地に留め置かれてしまっている状態の日本人もいますが、どのようにお考えですか。
(答)報道されている以上のことは、今のところ私も承知しておりませんが、亡くなられた邦人を含む被害者の方々に対して、衷心から哀悼の意を表したいと思いますし、多くの人命を奪うこのようなテロ行為を断固として非難いたします。日本警察としては、今回の事案の真相究明に向けた努力を行うとともに、引き続き、テロの未然防止に向けた諸対策を強力に推進してまいりたいと思っております。
(問)沖縄関連ですけれども、昨日、(自民党)沖縄振興委員会と大学院大学の小委員会の合同会議が開かれて、仲井眞県知事も出席する中で、沖縄関連の予算、政策の継続と協力を求める決議が採択されました。自民党の無駄遣い撲滅に関するPTで、大学院大学を含めて、沖縄の政策などに対して厳しい指摘が上がったことを受けて行われたものだと思いますが、大臣の御所見をお願いします。
(答)税金の無駄遣いがあってはならないというのは、当然のことだと思います。しかしながら、国の沖縄振興策については、歴史的・地理的な沖縄の特殊事情等や、沖縄の地元の声を十分に踏まえた上での国の責務として実施しているものでありまして、着実に振興を進めてまいりたいと思います。
 いろいろ、確かに指摘はありました。ただ、私どもが全面的にそれを受け入れるとか何とかという話ではないと思っておりまして、正しいことも、もちろん大方しているということだと私は思っております。

(以上)