鳩山内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年5月8日

(平成21年5月8日(金) 8:52~9:07  於:参議院議員食堂)

1.発言要旨

 おはようございます。まず、5月1日から6日まで、カンボジア王国及び中華人民共和国を訪問しまして、今日閣議でも報告いたしましたが、カンボジアでは、ソー・クン郵電大臣、「郵電」というのは、郵政の「郵」と、電信の「電」、と覚書に署名をしました。その後に、フン・セン首相とお会いをして、ICT協力について話し合って、合意をしてまいりました。
 中国においては張徳江副総理等とお会いをいたしまして、また李毅中工業・情報化大臣、担当大臣ですが、やはり覚書を署名しました。ICT分野の協力、これは中国と日本との協力はですね、携帯電話に関しまして、中国は、今、3G第3世代にちょうど入ってくるところで、今年の1月に3つの会社に3Gの免許を与えたわけですね。したがって、その中身について、日本側が協力をするということで、日本からも大分来られまして、auにしても、イー・モバイルにしても、ソフトバンクにしても、ドコモにしても、皆、来られて、李毅中工業・情報化大臣とお会いし、一人一話みたいに、宣伝みたいな話がありました。
 要するに合意したことは、携帯電話の第3世代の電話を向こうが始めるから、日本は協力をすると。ただ、中国独自方式というのがございまして、これについては特にその使い方等で、アプリケーションと言うのでしょうか、いろいろと協力というか、教えてあげるという部分があるのだろうかと思います。
 当然ですが、B3G、つまり3.9世代とか、4世代とか言われますが、これは、これからやるわけですね。これはLTEというのでしょうか、Long Term Evolution。つまり、私も日本の新聞情報ですが、情報処理量が十数倍増えるわけですね。これが世界的に統一されればいいのですが、日本と中国も協力をして、できれば似た方式でできるようにしたらいいのだろうと、こう考えております。日本のやり方は周波数分割方式ですから、行って来いと、別の周波数でやってくるのでしょう。周波数分割方式で、行って来いと、別の周波数で。中国のは、時間分割でやって来ると、こういう方式でFDDとTDDという違いなのだそうですが、これは第4世代、3.9世代になった場合にはどういうふうになるのか、できれば協力関係の中で、同じ規格や同じ方式にできればいいのではないかと、そういうことがありました。
 それからですね、今日の給与関係閣僚会議は官房長官主催で、国家公務員の期末・勤勉手当について0.2か月分、これを凍結をするということで決めまして、それを閣議に報告をしたということでございます。
 昨日、組合会見をいたしております。私は組合と会見をしまして、組合は当然ボーナスカット反対ということで、このままボーナスのカットに及べば厳重に抗議をすると、こういうことを昨日組合から言われておりますが、やはり現下の経済社会情勢を見れば、企業が皆、ボーナスを10%以上減らしているところが多い中で、国家公務員だけはぬくぬくというわけにはいかんということでございます。当然、指定職も同じように減らすということでございます。
 それから、今回の人事院勧告の一つは、今、一般職員は期末手当と勤勉手当に分かれていますね。それから課長級も期末・勤勉手当があります。期末は定額ですから。課長級の方が成績による部分が多い、勤勉手当の割合が高い。では、指定職などはどうするのだというので、指定職は今まで、期末特別手当という定額でやってきましたけれども、偉くなればなるほど、上にいけばいくほど、成績で判断すべきだということが,人事院勧告に含まれていますので、今後はですね、今3.35月だと思いますよ、指定職の人たちが受け取っているのは、局長級もそうですね。で、それらにも、期末・勤勉手当という分け方を導入をして、一番高い割合で勤勉手当を導入して、成績によって、局長級もボーナスが上がったり下がったりするようにするということでございます。
 それから、地方については国にならってやっていただきたいと、こういうことでございます。6月1日が基準日でございますので、我々も急がなければなりません。地方も6月議会では間に合わないでしょうから、地方が5月に臨時議会でも開いてやっていただけるとありがたいなという思いがあります。
 以上です。

2.質疑応答

(問)地上デジタル放送についてなのですけれども、受信機の世帯普及率が3月に60.7%という調査結果が発表されました。1月よりも、11.6ポイントの上昇なのですけれども、目標の62%にはまだ届いていない状況です。この数字の受け止めと、総務省としての今後の対応についてお聞かせください。
(答)これは行けるという自信を深める数値ですね。つまり目標58%くらいのときに49.何パーセントと、9ポイントくらい離されていたのが、ここでぐっと縮まってですね、我々も一生懸命、普及宣伝をやって、デジサポの人たちも頑張って差が2、3%まできたということですから、これで目標の軌道に乗せることができると。したがって、2011年7月24日までにアナログ停波を予定どおりできるという自信を深める数字ですが、まだちょっと目標よりは下ですから、更に一層努力をしていきたいという気持です。
 今度のエコポイントが、5月15日以降に買ったものについては、エコポイントを出すということでございまして、今は若干買い控えが起きていると思いますけれども、エコポイント制度によって、エコロジカルであり、デジタルという形で、一気に普及が進むといいと、こう思っております。
(問)今の地デジのところなのですが、ちょうど、今、大分縮まってきたと思うのですけれども、そういう中で、草ナギ(1)君の件があって、それの影響は今のところ影響はないのでしょうか。
(答)まあ、影響がゼロではないと思うけれども、地デジカという鹿はですね、海外ではえらく人気が出ているのだそうですよ。海外の邦人の間なのか分からないけれども、そういう話をこの間、シンガポールで聞きました。「えらく、地デジカという鹿が人気ですよ。」とシンガポールの大使に言われて、まだ、日本ではそこまで人気が出ているという話は聞いていないのですが、これが人気が出ると大きいと思うので。皆さんもアンケート等の数字を御覧になったと思いますけれども、今後とも分からないからデジタル対応などは予定ないと言っている方が2%くらいいるではないですか。そういう方々は一人ずつ説明しないと駄目かもしれませんね。
(問)昨日、総理が委員会の答弁を一部撤回されるということがありましたけれども、中にはですね、支持率が回復して若干気の緩みみたいなものがあるのではないかという指摘があるのですが、大臣、常々、麻生カラー全開にということをお話になっておられますが、どういうふうにお考えでしょうか。
(答)私、気が付かなかったのですけれどね、43歳で結婚して、二人子供がいるから、義務を果たしたとおっしゃったか、確かに言われてみれば、なかなかお子さんのできにくいという方もいるわけだからと、そう思いますけれども。総理は極めてお元気ですから、不死身だなと最近思うのですよ。今日も不死身ですねと。本当に元気でやっておられるので、すぐ言い直されたからいいと思いますよ。本当に元気ですね。麻生カラーというのは一種の格別の元気さなのかなと思うことがありますよ。予算委員会でもずっと目を開けておられるでしょう。偉いですよね。ずっと開けておられるでしょう、ほとんど。
(問)寝てないということですか。
(答)寝るのは別にして、目を閉じますよね。人の質問などを聞くときに。ずっと目を開けておられるでしょう、ほとんど。本当に元気で、しかも海外に一泊三日とか、ひどければ一泊四日みたいな日程をずっとこなしてこられて、今度のヨーロッパだって、四日間で二か国でしょう。3日、4日、5日、6日ですか。すごいハードスケジュールをこなして、全く疲れ知らずですね。私やはり朝歩いた方がいいのかな。総理は、毎朝歩いておられるのですか。
(問)毎朝。
(答)確実ですか。
(問)いや、出邸が遅いとき。閣議とかある日は歩かない。
(答)私たらたら飲んで食っている方だから、少し健康に気を付けます。
(問)大臣、関連ではないのですが、閣議後に総理とお会いになって話されたと思うのですけれども、中身は何ですか。
(答)カンボジアと中国の話をしてまいりました。総理はICTについては、私より百倍お詳しくて、要するに麻生総務大臣が5年くらい前なのでしょうか、5、6年前に中国に行かれて、向こうとICT関係の協力について話し合った。それが基になって、今回の携帯の話等が盛り上がってきていると。29日、30日の訪中で、胡錦濤さん、温家宝さんに会って、きちんと話をしていただいて、数日たったら鳩山が来るから、話し合ってくれと、こうおっしゃっていただいていたからうまくいったという報告をいたしました。全然関係ない話だけれども、麻生総理は首脳会談のときに、鳩山総務大臣が今度来るからとおっしゃったら、温家宝さんは「鳩山邦夫総務大臣ですね。」とフルネームで、兄貴と間違わないように一生懸命、気を使っておられる中国は立派ですな。ということが書いてあったのですよ、その報告に。ちゃんと、フルネームでおっしゃったと、温家宝さんや胡錦濤さんが。
(問)よろしいですか。ありがとうございました。
(答)はい。

(1)弓ヘンに前の旧字体その下に刀

(以上)

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