甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年8月11日

(平成21年8月11日(火) 11:23~11:27  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 前回よりも、さらに日焼けをいたしました。
 どうぞ。

2.質疑応答

(問)毎年のことで恐縮なんですが、15日は終戦記念日になります。その前後に靖国神社を参拝するお考えがありますでしょうか。また、そう判断をされた理由について聞かせてください。
(答)私は、一議員のときには、8月15日にはこだわりませんけども、その前後に毎年参拝をいたしておりました。それは、今日の平和と繁栄にいかに多くの犠牲が払われたかと。それを政治家として心にしっかりと刻んで、二度とそういう悲惨なことは起こすまいと。皆さんの犠牲はきちんと心に刻みますからということを誓う日にいたしております。
 閣僚になりましてからはこれを控えておりますが、気持ちは変わりません。控えておる理由は、このことを政争の具にしたくないという思いからであります。
(問)民主党がマニフェストに項目を追加したりとか、修正したりしたものをまた今日、改めて公表するということが、一部報道されていますけれども、大臣、この受け止めをお願いしたいんですが。
(答)いつがファイナルアンサーになるんですかね、これ。いろいろとクレームがつくたんびに出し直しをされるということが延々と続いています。最後はどんなになるんですかね。ピザ屋のトッピングでないんですから、注文がつくたびに新しく上にいろんなものを乗っけていくと、最後は最初の味がどういうピザだったのかが、わかんなくなっちゃうんじゃないですかね。
(問)内閣支持率が各社で上がっておりますが。
(答)上がりました。本当に砂漠にオアシスみたいな思いで、本当にうれしく思います。理由を聞かれるんでありますが、総理自身がまず反省の上に立って、やっぱり責任はどこが果たせるのかと。安全保障の問題も社会保障の問題も財源も含めて、あるいは財政再建の問題、子供たちの未来が変わるといっても、子供たちの未来に重圧だけ、重税だけ残してしまうような未来にしないためにどうするかという、言ったことには責任を持つし、責任を持てることしか言えない。つまり、大風呂敷は広げることができないという、そういう姿勢が、国民の間で、自分たちの命と生活を預ける党は、枠組みはどちらかと。次第に真剣に国民の皆さんが考え始められたということだと思っています。
 我々は、これからも真摯な姿勢で、ただ国民の関心を引くためだけの甘い言葉だけ並べるという政策の訴えは決していたしません。

(以上)