甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年4月21日

(平成21年4月21日(火) 9:38~9:45  於:内閣府本府5階522会見室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 私からは特にございません。どうぞ。

2.質疑応答

(問)昨日、麻生総理が大島国対委員長と細田幹事長と会談、公邸に呼んで補正予算の早期成立を指示されたと思うんですけど、これも含めて、解散の時期なんですけれども、予算成立後というか、5月の早期ではなくて、早期解散論がどうも消えてきているのではないかと、そういう憶測が永田町では流れているようですが、これについて大臣はどのように御覧になっていらっしゃいますでしょうか。
(答)まず麻生総理は、現在の金融経済危機から世界で一番早く脱する国が日本であると。そうなるための施策を間断なく実行していくという宣言をされています。でありますから、この新しい経済対策を一刻も早く成立をさせると。そして実行に移すことによって、その公約実現に近づいていくんだと思っております。
 解散云々の話でありますけれども、現状は、そうした一連の麻生総理、麻生内閣の行動が次第に、民主党の敵失ということもありますけれども、少なくとも向かい風は止みつつあるわけであります。でありますから、麻生総理がメッセージを国内外に向かって発信をする環境が整ってきたというふうに思います。今までは、風が強くて、前へ出す言葉がかき消されて後ろに行ってしまって国民に届かないという状況でしたけど、これからは発すれば届くという環境が整ってきました。麻生総理がプレゼンスを高める環境が揃ったと思います。でありますから、私は解散を焦る必要はないと思います。これからも麻生総理、麻生内閣のプレゼンスを高めるために、国内外の場を目一杯活用してメッセージを発信していくべきだと思っております。
(問)前に言葉を出す一つとして公務員改革、いつ審議入りするかというのはまた別問題でありますけれども、今後の見通しについて担当大臣として。
(答)ここのところだけはアゲンストの風が止んでいなくて、一生懸命前へ出そうとしても後ろに跳ね返されちゃうんでありますけれども、国会に提出をさせていただきまして、本会議での質疑が事実上の審議のスタートになります。これがいつできるかというのが鍵でありまして、私は、この会期を考えますと、連休の前、つまり今週中にいわゆるお経読みができないと物理的に非常に厳しくなるということ、そういう危機感をずっと持っておりました。しかしながら、なかなか環境が整わないわけであります。
 この環境が整わない原因として、党内が完全に一本化で結束をしていないと、これが法案審議の障害になっていると私は思っております。障害になっている議員立法を検討してみますと、ではどこが政府案と違うのかということが極めてアバウトで把握しづらいですね。読みようによっては、政府案と同じような範囲に入るともとれるし、読みようによっては、基本法そのものを改正しなければならないとも読めるわけであります。基本法は国会の9割が賛同して成立した法律であります。その基本法を具体化する作業をしているわけでありますから、基本法の枠を超えるということは国会の意志ではないというふうに思っております。なのに、けしからんとも読めるし、いや、いいからそれを補完しているんだとも読めるし、この法案の内容がいまひとつわかりづらいですね、議員立法法案。
 ですから、ここは基本法の意を体している政府案を一刻も早く成立をさせるということに是非協力をしてもらいたいと思います。
(問)議員立法を推進する方々は、基本法に沿っているものだと、かつ政府案を補完するものだというふうに主張をおっしゃっていると思うんですけれども、補完しているものか、それとも、そうでなくて補完していない、対立するといいますか、互い違いになっているものか、そこら辺の御認識としては。
(答)当初漏れ伝わってきた案は、明確に基本法を超えているものだと。だから議員立法で出さざるを得ないと。政府としては、そこに歩み寄ることはできないと思いますというニュアンスが伝わってきました。
 ところが、最近では、その中身も、それから伝わるニュアンスも変えてきておられます。これは政府案に協力をしたいんだというようなメッセージも一部伝わっているやに承知しておりますが、一方で、塩崎さんのブログを見ますと、全く違うことが書いてあるんですね。塩崎さん自身が基本法を本当に理解しているかどうか大変疑問でありまして、私が彼と話をしても、本当のところ、法案を読んだことがあるのかなと、理解されているのかなという節が随分ありますから、多分に政治的パフォーマンスに走っておられるんではないかと懸念をしております。

(以上)

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