甘利内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年3月24日
(平成21年3月24日(火) 9:33~9:38 於:参議院議員食堂)
1.発言要旨
私からは、特にありません。
どうぞ。
2.質疑応答
- (問)この後、10時半から、自民党の行政改革推進本部が開かれまして、一部の議員の方たちが、依然、人事局長の副長官の兼職について強い難色を示していますが、本部の議論に期待するところをお聞かせください。
- (答)これは、私と官房長官、それから党の行革本部長との協議で方向性が決まったものであります。いろんな案が確かにありました。どの案をとっても、全員が賛成するという案ではありません。それぞれいろんなお考えを持っている方がありますから、「これならば全員が了解する」という案にはならないということを、まず前提として御理解いただかなくちゃならないと。
そういう中で、総理、官房長官の直属の下に人事を行うという意味で、官房副長官がこれを兼務すると。そして、新たに同格ポストを新設しないということは、行革の視点からも、現状の官房副長官のうちから兼務させるということが1点。それからもう1点は、人事というものは内閣の政策課題の解決と密接不可分であると。そうすると、内閣の政策全般との整合性を理解していたほうがいいんではないかと。人事だけやって、独立した人事行政ということではなくて、内閣の政策運営と密接に絡んだ組織・人事配置という観点から、全体像がわかる人が、それと関連して、その課題解決のための人事・組織再配置を行うというのがいいんではないかと。そういう視点からの兼務というふうになりました。 - (問)この法案がまとまれば、与党内の合意が得られれば、国会に提出されるわけですけれども、現在の案で民主党など野党の理解も得られるというふうに考えていらっしゃいますか。
- (答)我が党内にもいろんな御意見があるように、野党にもいろいろな御意見があると思います。
ただ、私は、基本法、それから基本法を審議をした国会でのやり取り、それに極力沿って、その趣旨を具体的に表現したというふうに思っておりますから、野党の理解を得られるように、最大限努力していきたいと思います。 - (問)今日で麻生内閣が発足して半年になりますが、内閣の一員として、率直な振り返っての御感想等を。
- (答)いろいろありましたが、意外と早かったと。いろいろなことはありましたけれども、それらを乗り切って、ようやく半年、来ることができたなという思いですね。
- (問)なかなか順調な政権運営だったとは言いがたいところもあるかと思いますが。
- (答)順調、順風満帆の政権運営なんていうのは、過去にないんじゃないですか。いろんな課題を乗り越えていく中で、その政権がたくましくなっていくんじゃないですかね。
(以上)