閣議における大臣発言(ノーベル賞の日本人研究者受賞について)

  1. 本年のノーベル物理学賞に、南部氏、小林氏、益川氏の3名、ノーベル化学賞に下村氏、合計4名の日本人研究者がその優れた御業績により受賞されることとなりましたことについて、心からの敬意と祝意を表するものであります。
  2. 現在、実施されています第3期の科学技術基本計画では、第2期の基本計画で掲げられたノーベル賞受賞者を今後50年間で30人輩出するという目標に対して、科学技術政策がその実現に貢献するものとなるよう、人に着目した考え方に立って基礎研究等を推進していくこととしております。
  3. この受賞を契機に若い人々が科学技術に関心を抱き、自ら進んで積極的に新たな道を開拓するよう発奮し、我が国の科学技術活動全体の裾野が広がることを心より期待しております。