野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年6月16日

(平成21年6月16日(火) 9:33~9:41  於:第4合同庁舎6階605号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議について、特に御報告することはございません。

2.質疑応答

(問)鳩山前総務大臣ですが、郵政の社長人事等の混乱の責任をとってということで辞任されましたが、一連の経緯と結果について受け止めをお願いします。
(答)まず、鳩山大臣の辞任は、総理の「御判断」であったと思います。麻生内閣の下では、総理大臣が私たちを取りまとめていらっしゃるわけですので、今回は残念ながら総理の意向と大臣のお考えが合わなかったということなのだろうと。また、日本郵政の株主総会が今月下旬に控えている中で、いろいろと国民が混乱するような事態になってしまったので、これを早急に収束させるためにという、そういう御判断だったのかなと理解しています。
(問)後任の佐藤総務大臣の下で、次の焦点は日本郵政の西川社長の進退がどうなるかということになってきますが、今後について何か御意見はありますか。
(答)やはり一番は業務改善命令が出されているということ、また、郵便料金の障害者割引の不正事案がありましたが、この件も既に刑事事件となり逮捕者が出ているということ等々、総合的に判断して、経営者としてどうあるべきかということを、前回申し上げましたように、一番正しい情報を持っているのは所管の大臣ですから、総務大臣がそれらを精査されて、そしてしかるべき判断をされると思います。
(問)内閣支持率が急落しました。鳩山大臣の辞任も影響していると思われますが、どのようにとらえていますか。
(答)今回は、想像していたとおりかなと思っています。人事で揉めた時は必ず支持率が落ちるというのはどの内閣でもあった話で、どういう判断をされても恐らく支持率は下がるのだという覚悟をしておりました。今後は、その痛みを乗り越えて、総理もおっしゃっていたように、次なる政策でリカバリーするしかないなと思います。
(問)党内からは、鳩山大臣の問題について、総理の説明が足りないのではないかという声もありますが、その点についてはどのように思われますか。
(答)私は、そういう声を聞いていないのでコメントできません。ただ、皆さんがこれだけ多くの報道をされている中で、国会議員たる者はどういう事情かわかっているはずですから、説明がないからといって文句を言うのはいかがなものかなとは思います。
(問)細田自民党幹事長が会見で国民への説明がされていないことが支持率に影響したと言われていますが。
(答)国民からすると、やはり先ほど申し上げたようなかんぽの宿の問題や郵便料金の不正事案が目の前に横たわる中、それを追及していた大臣がなぜ辞めなければならないのかという素朴な疑問だと思います。ただ、これに対して総理は、そういう問題を解決することと、大臣が西川社長の辞任を声高で叫ぶこととの間に、整合性を認めなかったのだと思うんですね。つまり、西川社長が辞めれば、今横たわっている様々な問題がにわかに解決するという話ではないわけで、そういうことも考えて今回の判断をされたのだと思います。今は騒ぎが大きくなっている最中で、麻生総理対鳩山大臣という対立の構図として扱われてしまっているので、今説明をしようと思ってもバイアスがかかってしまうわけです。したがいまして、少し時間を置いて、今後株主総会等々のタイミングもありますから、世間の反応も冷静になったところで、総理が御自身のお考えを述べられたほうがよいのかなとは思います。
(問)世論調査でも西川社長は辞任すべきだという声が結構多く、国会議員の中からも辞任やむなしかという声も出てきていますが、大臣自体はどう受け止められましたか。
(答)先ほどの繰り返しになりますが、総務大臣がいろいろと宿題を出し、既に資料を預かっていたり、業務改善命令の回答もまもなく出てきますので、これから内容を精査されるわけですね。その中で、経営者として今後委ねられるかどうかという、客観的な判断が出るのを待ちたいと思っています。
(問)それに関連して、鳩山大臣によると、麻生総理が春に西川社長を交代させる人事を検討していて、その人事案を打診していたということが明らかになっています。それは総理が「ぶれた」のではないかという批判にもつながるのですが、どう受け止めますか。
(答)そのメモ、メモというか書簡ですかね、それを渡した、渡さないということは、私自身知らなかった話ですので、コメントしようがありません。ただ、何かあると常に「ぶれる」と皆さんに切り捨てられてしまうのですが、案も出しながらいろいろと検討するのは大事なことで、自分は「こうだ」と思っていても、様々な意見を集約した結果、こういう道をとることにしようと最終的に決めるのは、別に「ぶれる」ということではないのではないでしょうか、私はそう受け止めています。
(問)辞任した鳩山大臣の後任として佐藤大臣が兼務となったことで、17閣僚でスタートした麻生内閣は中川財務大臣の辞任もあって現在15閣僚になっています。一人の大臣が幾つもの仕事を兼務するのは難しいことですが、内閣として業務を執行していく体制に問題はないとお考えですか。
(答)私は最初から21の担当をしておりまして、これまでそこそこやってこれました。佐藤大臣は郵政事業や総務行政に明るい人ですから、そういった観点から適任者を選ばれたのだと思います。ただ、今日閣議に出てみて、人が減って寂しくなったかなという思いはしています。

(以上)

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