野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年5月29日

(平成21年5月29日(金) 8:51~8:56  於:参議院本会議場中庭側廊下ぶら下がり)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議におきまして、私の関係では「平成21年版高齢社会白書」を決定しました。
 本白書では、平成20年に75歳以上の高齢者が初めて全人口の10%を超えたことや、暮らし、働き方、健康に関するデータに基づき、過去から現在にかけて高齢者の姿がどのように変わってきたかを紹介しています。
 また、本日の閣議では、お手元の資料のとおり、閣僚各位に対して、「共生社会」の実現に向けて、高齢社会対策の推進に一層御尽力いただくよう、お願い申し上げました。
 詳細については、共生社会政策担当までお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今日の参議院本会議で、消費者庁設置関連法案が成立する見通しとなりました。提出からだいぶ時間が経っての成立ということになりますが、まず感想と今後の課題について一言お願いします。
(答)そうですね。今日の閣僚懇でも、私から、総理、そして法案審議の委員会に出席していただいた9大臣を始めとした閣僚各位に対し、今日参議院で、いよいよ全会一致で成立するということを御報告し、感謝の意を表しました。
 9月の終わりに国会に提出した後、昨年はずっと棚晒しで、マスコミからも「風前の灯火」ですとか、政権交代がないとできないのではないかですとか、いろいろ報道されて小さな胸を痛めることも多かったのですが、おかげさまで今年に入って消費者問題に関する特別委員会ができて、それで衆議院では合計58時間、そして参議院では30時間と長時間にわたり御審議いただきました。私も国会議員生活が長くなりましたが、これほどすごい委員会審議になると想像していませんでしたので、いろいろと学ぶことが多かったなと思っています。
 参議院の特別委員会では附帯決議が34項目に上りましたが、これほど多くが付された法律も、私も調べてはいないのですが、久しくなかったのではないかなと思っているので、昨日の委員会の最後の場面で申し上げたとおり、やはりこの34項目の附帯決議は、消費者庁にかかわってきた多くの人たちの更なる期待の表れであると思います。何といっても、長い方で、主婦連の方だと40数年、日弁連の方で約20年も前から消費者庁を作るべきだとおっしゃっていたのが、ようやく多くの皆さんの協力でできたわけですから。ただ、国際的なレベルからはかなり遅れてしまっている、とりわけ消費者教育の遅れが目立つのではないかなと思います。そういうことを含めて、既に消費者行政が進んでいる諸外国のレベルにキャッチアップするには、本当にこれからが大変だなと思っています。
 ですから、まずは形ができましたので、そこで頑張ってくださる方たちの人選が次に待っています。これまでの審議の中で出てきた、言葉には残ってない多くの方々のたくさんの思いをきちんと受け止めることができる人たちに、消費者庁と消費者委員会の運営に当たっていただけるよう、人選にしっかりと頑張って取り組んでいきたいなと思っています。
(問)消費者庁の発足の時期について、これまで今年中にはとおっしゃっていましたが、もう少し具体的に、いつごろまでにという見通しはありますか。
(答)まだ今年中という目標を変えていません。できれば早いに越したことはないのですが、というのも、何分、本当は今ごろ既に発足しているはずだったわけで、そういう意味では、ねじれ国会の中で、塩漬けにされた期間が長かったということで、その分急がないといけませんが、とはいえ具体的に詰めるべき事項がそんなに簡単にできる内容のものでもありませんので、できる限り早く、寒くならないうちにですとか、そう期待をしています。
(問)厚生労働省の分割について、今日の閣議、閣僚懇で、総理からどのような説明があったかということと、早々にその方針が撤回されたということで、「ぶれた」とか「族議員に負けた」と表現した報道もありますが、どう受け止めるか、併せてお願いします。
(答)全然違うんですよ。ある大臣から、自分はコミットしていないので、厚労省の件について話をしてくれませんかという発言があり、官房長官と与謝野大臣からそれぞれ御説明を頂いたのですが、総理の指示で、厚生労働行政のあり方について、与謝野大臣の下、経済財政諮問会議で整理をするというのが、事実関係についての答でした。
 だから、「分離をする」と言ったというのも事実ではないですし、「ぶれた」というのも事実ではないということです。
(問)総理からは御発言はありましたか。
(答)総理からは、いろいろ勘違いをされていると、自らそういう指示もしていないし、ぶれてもいないと、また以前と同じだと言われてしまっているけれども、これは違うんだということでありました。
(問)宇宙基本計画について1点だけ。もうそろそろ大詰めに来ていると思いますが、予算の確保についての記述がまだ空欄のままになっています。そこはどういう決着、方向性にするのか、見通しはありますか。
(答)まだ時間がありますから、最後まで、宇宙基本計画がリアリティーの感じられるものになるよう、宇宙開発担当大臣として、しっかり詰めていきたいと思っています。

(以上)

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