野田内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年5月1日

(平成21年5月1日(金) 9:55~10:00  於:第4合同庁舎6階605号室)

1.発言要旨

 皆さん、おはようございます。
 本日の閣議につきましては、特に御報告することはございません。
 私から申し上げたいことが1件ございます。お手元の資料のとおり、明日2日から6日まで、スイスとスウェーデンに出張いたします。
 スイスでは、世界最先端の大型研究施設、欧州原子核研究機構(CERN)を視察し、その運営の経験等について意見交換を行います。スウェーデンでは、同国の先駆的な取組を参考として、今後の我が国の関係政策の立案等に役立てるべく、科学技術政策、IT政策、消費者政策各分野の関係閣僚等との会談及び関係施設の視察をしてまいります。
 また、両国におきまして、現地で活躍している日本人研究者と意見交換を行い、生の声を聞いてまいります。詳細は、科学技術政策・イノベーション担当までお問い合わせください。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)今日、閣議の後に新型インフルエンザの対策本部会合がありましたが、会合の中で総理からどのような指示がありましたか。
(答)恐らく後ほど、官房長官の記者会見でいろいろお話があると思いますが、まず、WHO(世界保健機関)が決定するインフルエンザの警戒レベルが、フェーズ4からフェーズ5に引き上げられたということで、これまで以上にしっかりと、水際対策を含めた取組をするようにと、国内侵入を防ぐ最大限の努力をしていこうということでございました。
 また、それ以外では、関係大臣から、例えば、昨晩、横浜市で高校生に感染の疑いがあるということで発表がありましたが、今しっかり調査をしているので、まだ調査中で明らかになっていませんが、わかり次第速やかに正確に情報伝達をさせていただくという話があり、また、専門家諮問委員会が設置されたといった報告もありましたが、いずれにしても冷静な対応を私たちもしなければならないし、国民の皆さんにも、その都度、正確な情報を伝達していくので、冷静な対応をとっていただきたいということでございました。
(問)明日からの出張で欧州原子核研究機構を視察されるということですが、これはやはりリニアコライダーについての何らかの施策に反映させるお考えからなのでしょうか。
(答)リニアコライダー計画は、かなりのお金がかかる話でありますから、そのことも踏まえて、今後、CERNの取組をしっかりと学ばせていただこうと思います。日本の研究者の方も現場にたくさんおられて、リーダーシップをとっているという話も聞いていますので、今後の日本の科学技術政策を展開する中に、その運営の経験等をどう組み込んでいけるかという観点で、しっかりとお話を聞いてまいりたいと思っています。
(問)外遊についての関連で、スイスでは新型インフルエンザの感染が確認されていて、スウェーデンも確か疑いがある事例があったと記憶していますが、こういった状況下で今回外遊されることについて、何か判断するに当たっての考慮といったものはあったのでしょうか。
(答)1つには、今日の時点、こうしてお話ししているこの時点までは、渡航の禁止や延期勧告が出ていないということがあります。もちろん不要不急、例えばバカンスやオフであれば自重しますが、先ほど今申し上げましたように、①消費者庁設置に向けた取組がこれから佳境に入ること、②電子行政に目を向ければ、スウェーデンは世界で1位の先進国だそうで、日本としてはそこに追いついていかなければならないという電子政府推進にとって極めて大切な時期におりますので、先進の取組をしっかり把握しておかなければならないこと、③科学技術政策についても今般の補正予算で大きな基金を作りましたから、今後これをどう活かしていくかが問われていること、こうした課題は、幅広い分野を預かる私の立場からすると、非常に緊急であり重要な仕事であると認識しておりますから、国会にも御迷惑をかけないこの時期に行かせていただくこととしました。
 自分の健康にともかく万全を期すことはもとより、随行者にもしっかりと健康管理を徹底するよう伝えて目を配っていくつもりです。また、私の不在時には塩谷文部科学大臣が事務代理を務めていただくことになりましたし、副大臣と政務官には、食品の安全を脅かす事態への対応はもちろん、不在の4日間に果たすべき任務、担当について伝達をしてあります。きちんとそういう手立てを講じた上で、かつ、大変緊急な事態が発生しましたら即刻帰国するという段取りもつけた上で、出張させていただく決断をいたしました。

(以上)

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