与謝野内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成21年2月13日

(平成21年2月13日(金) 9:27~9:37  於:記者会見室)

1.発言要旨

 閣議は案件どおり、淡々と進みました。

2.質疑応答

(問)小泉元首相が、総理の郵政民営化を巡る発言について、かなり厳しく批判する発言をされていますが、閣僚の1人としてこの発言をどのように受け止めていますでしょうか。
(答)自民党という政党は、過去の歴史を見ても、党内で相当活発なやりとりを行うというところであって、私は昔の自民党のようになったなと思っています。
(問)週末にG7が開かれますけれども、そこで期待される議論、また、日本としてどういった意志を表明するのか、そういうところのお考えをお聞かせください。
(答)日本が世界に対して強く発信しなければならないのは、国際協調の中で世界経済、金融危機に対応していく、ということだろうと私は思っております。そういう中で、国内経済を立て直すということは、ひとり国民生活を守るためであると同時に、やはり世界経済に対する貢献という意味もありますので、そういう側面は、中川大臣が考えられているところを率直に御表明になられたらいい、と思っております。
 オバマ大統領は否定しておりますけれども、ややもすれば、自国の経済、自国の産業を守ろうという動きが出てきかねない世界経済の状況……、世界の貿易量がそのようなことで急速に収縮していくということがないように、やはりその部分も世界の実は共通の利益であるという認識にG7も立っていただきたい、と思っております。
(問)郵政の4分社化を見直すという麻生総理の発言について、閣僚の1人としてどのようにお考えか、改めてお伺いします。
(答)4社体制でスタートするというのは、全党で決めたことですから、しばらくは4社体制でやっていくというのが合理的であると思っております。その間、さらに効率よくするためにはどうしたらいいか、ということは考えていかなければならないことであって、郵政民営化というのは、ある意味では効率性を追求するというための民営化であったわけですから、やはりその効率性が遂げられているかどうか、人事管理がうまくいっているかどうか等々、あるいは職場の意識が維持されているかどうかというようなことは、今と言わず、将来と言わず、不断の見直しというのは必要なんだということは、スタートをした当初から予想されていることでして、特にそういうことについては何の驚きもない。
 民営化自体は、郵政事業を効率性の高いものにして、市場経済との強いつながりを持たせようという試みですから、もともと見直すという話は、ビルトインされた考え方だと思っています。
 ただ、今すぐ何かするという話にはならないし、経営の状況等々をよく見ながら、物事を判断していくというのが、とるべき道だと思っております。
(問)小泉元首相は、定額給付金に関しても、関連法案を3分の2条項を使ってまで成立させる必要はないというふうにおっしゃっていたんですが、大臣はその発言を受けて、例えば、野党との調整といったことはあり得るというふうにお考えですか。
(答)直接聞いたコメントではないので、コメントのしようがない、というのが、私の本当の印象なんですけれども、これは幹事長を中心とした党の執行部が対応していくものと思っております。
(問)昨日、官邸で日銀の総裁ほかとお昼を共にされたわけですけれども、この中では、当面の経済運営や、現下の経済情勢を踏まえた展望の議論などはあったんでしょうか。
(答)内容はお話できませんけれども、日銀総裁も総理も、日本の経済のことについては非常に心配され、意見を交換されておられました。
 印象的だったのが、やはり総理は、金融政策は日銀のもの、日銀にやっていただくという、そういう基本姿勢は強くにじみ出ていたと思っております。
(問)小泉元首相の発言によって、「麻生首相降ろし」のような動きにつながりかねないという見方もありますけれども、大臣はどのように受けとめていらっしゃいますか。
(答)今朝、新聞は一切読んでないので、コメントしようがありません。
(問)昨日の官邸での昼食会に関連して、やはり年度末を控えまして、企業の資金繰りというのは非常に厳しいものと企業側が言っているかと思うんですが、そういった年度末に向けた企業の資金繰り対策についての議論があったのか、また、その拡充の必要性があるという認識をお持ちかどうかということを教えていただけますでしょうか。
(答)実は、そのことを発言したのは私でございまして、日銀総裁からは、直接のお答えはありませんでしたけれども、CPの買取の範囲、あるいは買取る対象の適格な社債等々、これは日銀独自の政策ですけれども、こういうことは大変みんな心配しているところです、というお話はいたしました。
 日銀総裁のお答えは、我々も日本経済の状況というのは大変心配していると。日銀が日銀としてできる範囲のことはやりたいと思っているという、中央銀行としての矩を踰えざるところで、いろいろやってくださるということだろうと思います。
(問)大臣は、今朝新聞を読んでいないとおっしゃいましたけれども、昨日から小泉元首相が出てきて、いろいろ総理批判なんかもされているようで、非常に国民的には話題になっているんですけれども、支持率の低下や総理への批判といった今の政治の状況というのをどう御覧になっていますか。
(答)(マスコミの)経済部の方はともかくとして、政治部の方は忙しいんだろうなと思っています。

(以上)

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