上川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年6月13日

(平成20年6月13日(金) 9:39~9:44  於:合同庁舎4号館 6階605号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議は一般案件が2件、国会提出案件が27件、公布法律15件、政令1件、計45件の案件がございました。このうち、私の所管案件としては1件、男女共同参画白書の閣議決定がございました。
 この白書は男女共同参画社会基本法に基づき、毎年国会に提出するものであります。本年は特集として「地域における女性の活躍」をテーマに取り上げ、地域における女性の活動・参画の状況を様々な角度から概観した上で、女性が中心となって活躍する地域活動の特徴を、多岐にわたる活動事例を交えながら分析するとともに、活動の重要性の高まりとそのような活動が発展するためのポイント等についても記述をしております。
 詳細につきましては、男女共同参画局にお問い合わせいただきたいと思います。
 私からは以上です。

2.質疑応答

(問)先ほど閣議決定された男女白書ですけれども、今年も世界的な女性の進出度を示す順位が依然として低迷するなど、なかなか世界の流れから見ると日本は女性の進出が進んでいないと思うんですけれども、これをどのように今後女性のエンパワーメントを進めていかれるおつもりなのかをお聞かせください。
(答)今年4月に決定しました女性の参画加速のプログラム、これは2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%まで引き上げるという大きな目標に向けて、戦略的かつ加速して取り組むという方針を決めるとともに、また同時にそのための施策についても合意をいただきました。
 今、「職場を変えよう!キャラバン」という運動も行っておりますが、例えば企業で働く女性の活躍をさらに推進していくためにはトップの指導力が大変大事であるということでありまして、そうした意味で運動を行っておりますし、一部訪問先からは力強い行動への取組に向けた御意見もいただいております。
 また、戦略的分野として特に3分野ということで、医師、研究者、そして公務員という3つの戦略分野を設定し、ここでの成果を着実に上げることによって、さらに他の分野に浸透させ、はずみをつけようという取組であります。こうした集中的な取組が様々な分野での働き方を推進している女性たち、あるいは女性を取り巻く様々な職場を含めての環境、制度の充実といったところに力強く波及していくと思っております。こうした加速プログラムについてはこれからも全力で推進してまいりたいと思います。
 また、他国と比べてどうかということについては、大変厳しい実態はあるわけでありますが、私はこの限られた数値目標の中でとらえられない活動、例えば今日発表させていただきました白書に地域における女性の活動について、よりその意味や意義を評価し、そしてそういう中で活躍していらっしゃる皆さんがさらに力を得て、子育てや高齢者の皆さんとのかかわり、学校のPTA活動、あるいは女性の比率の高い人権擁護の分野、いろいろな分野で活躍していらっしゃいますので、そういった良い動きについては積極的に取り上げていき、また対外的ないろいろな場面で報告する機会があればと思っております。国際的な数値も上げられるように努力するとともに、そうしたものでは計れない様々な取組の状況等についても、女性の活躍に焦点を当てた形で紹介していくなり、あるいは促進のための政策的なバックアップをしていくなりして取り組んでいきたいと思っております。

(以上)

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