上川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年6月6日

(平成20年6月6日(金) 9:50~9:58  於:合同庁舎4号館 6階605号室)

1.発言要旨

 おはようございます。
 本日の閣議は一般案件が4件、国会提出案件が28件、公布法律が6件、政令1件、報告1件、配布1件、計41件の案件がございました。このうち、私の所管案件はございませんでした。
 以上です。

2.質疑応答

(問)今日、閣議で皆さん、かりゆしを着ていらっしゃったと思いますが、大臣も今日、かりゆしを着ていらっしゃると思うんですが、今日のファッションのポイントは。
(答)ちょっと見ていただくと、白が大変さわやかで着心地もいいですし、何か沖縄の中でもそれぞれの地域の特徴というのもありますし、島単位で特徴のある柄があったりして、沖縄の中にもいろいろな違いがあるということが、かりゆしの中でも出ていて、とても豊かな気持ちになりました。
(問)今日は閣議前の頭撮りの際、皆様にぎやかな雰囲気だったということのようですが、こういった取組についてはどのようにお思いでしょうか。
(答)もちろん、趣旨は温暖化に対してクールビズということで、できるだけ環境に優しい行動をとろうということが目的ですので、ファッションそのものについては今回はかりゆしですけれども、それぞれお一人お一人の取組もあろうかと思います。一つになってかりゆしを着ようという目標で岸田大臣に声かけをしていただき、皆さんがそれぞれの個性で選ばれたいうことで、なかなかおもしろいものがあったなと思います。「いいねぇ」とか、「似合いますよ」とか、何かそれぞれ声をかけ合っていましたので、お互いに意識されていたなと思います。皆さんもかりゆしを着ていただければありがたいと思います。
(問)大田大臣と女性同士の何か会話みたいなのはなかったんですか。
(答)ありました。
(問)それはどんな。
(答)私の方からは、とても色がよかったし、すてきですねと。おしゃれですよね、本当に。私は極めてオーソドックスですけれども、これ実は手書きのものだそうで、作り手の描いてくださった方の気持ちを着させていただきましたということで、そんな話をしました。
(問)そちら、前回、先日開かれました販売会で購入されたものですか。
(答)そうです。いろいろ種類があって、やはりカタログで見るのと本物を見るのと全然違うので、実は選んでいなかったものだったんですけれども、お勧めしていただいたものの中でとても気に入ったので、今日着てきました。
(問)総理のかりゆし姿についてはどのような御感想を。
(答)なかなか渋くて、どこでお選びになったかわかりませんが、オンリーワンのような感じもありましたので、よかったんじゃないでしょうか。皆さんもちょっと「おおー」っていう感じでしたね。
(問)もう一点、別の話ですけれども、よろしいでしょうか。
 先日、4日の日に厚労省から2007年の人口動態の統計が出ましたけれども、合計特殊出生率が前年に引き続いて増だったわけですけれども、この数字について、大臣どのように分析して、今後どういうふうにお考えなのか、伺えますか。
(答)この6月の時期までにならないとなかなか前年度の出生率が出てこないという意味では、待っていたわけです。少なくとも、昨年よりも下がらないでいるということが最低限の条件だと思っておりましたので、0.02ポイント前年比アップしたということの中での1.34という数字はほっとしたというのが正直なところです。ただ、この毎月送られてくる1-3月期の数値も、婚姻数、また出生数ともに必ずしも下げ止まってこれから上昇していくというような、力強さがないので、大変緊張感を持って取り組んでいかなければいけないとの思いを新たにいたしました。
 今、進めております「子どもと家族を応援する日本」重点戦略の柱であります働き方の改革を進めて、そしてお一人おひとりが希望する結婚やあるいは子育てを実現していくことができるような方向になるよう、このワーク・ライフ・バランス、働き方の改革の国民運動の展開にさらに拍車をかけたい。そして同時に、いろいろな働き方に応じて、子育て支援についても、これまでの様々なメニューが利用される方たちにとってより使いやすいものであって、なおかつ、いい質のものであるようにということでの工夫、そういうことについても重点戦略の大きな柱の一つでありますので、一層加速していきたいと思います。さらに、財源の手当については、これから秋に向けて大変大事な時期に入りますので、これについても引き締めて取り組んでいきたいと思っています。

(以上)