上川内閣府特命担当大臣記者会見要旨 平成20年4月25日

(平成20年4月25日(金) 9:03~9:10  於:合同庁舎4号館 6階605号室)

1.発言要旨

 本日の閣議でございますが、一般案件が6件、国会提出案件23件、法律案が1件、政令4件、そして配布1件、計35件の案件がございました。このうち、私の所管案件はございませんでした。報告事項として4点ございます。
 まず1点目でございますが、昨年度より「家族・地域のきずなを再生する国民運動」を実施してまいりましたが、本年度におきましても、引き続き実施することといたしましたのでお知らせをいたします。
 実施内容を申し上げますと11月の第3日曜日であります16日を家族の日、またこの日を挟んだ9日から22日までを家族の週間と定めまして、この期間を中心として関係省庁や地方公共団体、また関係諸団体と連携をしながら家族と地域のきずなの重要性につきまして、お手元の資料にあります全国4カ所の会場においての大会の開催、また専門家の会合、「標語」などの作品の募集と表彰、そしてポスター、パンフレット等によります広報や啓発活動などを呼びかけてまいりたいと思っております。詳細につきましては共生社会政策統括官付の少子・高齢化対策第1担当にお問い合わせをいただきたいと思います。
 第2点目でございますが、お手元にお配りしております資料をご覧いただきたいと思いますが、本日午後3時15分から「青少年育成に関する有識者との懇談会」を開催いたします。今回は、これまで御意見をお伺いしました有識者の中から9名の皆様にお集まりいただきまして、昨年12月以降開催してまいりました懇談の場で頂戴した意見の整理を行うために開催するものでございます。詳細につきましては、共生社会政策統括官付の青少年育成第1担当までお問い合わせいただきたいと思います。
 3点目でありますが、4月28日の月曜日午後5時から第4回の「公文書管理の在り方等に関する有識者会議」を開催をいたします。同会議の詳細につきましては、内閣官房公文書管理検討室にお問い合わせをいただきたいと思います。
 それから、4点目でございますが、お手元の配付資料のとおりでございますが、5月5日のこどもの日に関連して、内閣府ホームページにおいて、全国の子供たちから意見募集を行うこととしましたのでお知らせいたします。
 この意見募集は、私が担当しております青少年の健全育成、少子化対策、食育の各種施策の推進に当たりまして、施策の対象となる子供の立場に立った検討を行う参考とするために、全国の子供たちが小学校への入学や中学、高校への進学のときなど、子供から大人への成長のステージの大きな節目におきまして、どのような思いを持って臨み、また悩み、またそれをどのように乗り越えてきたのかなど、お伺いするものであります。
 募集期間は、5月1日の木曜日から15日の木曜日まででありまして、お寄せいただきました御意見については、私自身もすべて目を通し、今後の施策推進に際しての参考とさせていただきたいと思っております。子供たちからの意見募集についての詳細につきましては、共生社会政策統括官付の青少年育成第1担当にお問い合わせをいただきたいと思います。
 私からは以上でございます。

2.質疑応答

(問)先日の経済財政諮問会議で舛添大臣から新雇用戦略が出されましたが、その際、総理から上川大臣に実現に向けて具体的な取組を詰めてほしいと指示があったと聞いているんですが、この戦略に関しまして、大臣どのように取り組まれるかをお伺いしたいんですけれども。
(答)昨年の暮れにまとめました「子どもと家族を応援する日本」重点戦略という方針に基づいて今年もその推進に向けて全力で取り組んでいます。新待機児童ゼロ作戦ということで総理からの指示もございましたし、またワーク・ライフ・バランス、更には少子化という大きな課題に対するきめ細かな対策については、諸施策の連携の上で取り組んでいこうと思っておりますので、そういう意味で今回の新雇用戦略、これは若者、女性、そして高齢者という3つの大きな分野がございまして、いずれも所掌しているテーマでございますので、精力的に取り組んでまいりたいと思っております。
 御質問がございました育児サービス等の部分に対する取組ということでありますが、関係の各大臣とそれぞれ所掌の中で連携していくことが前提でありますので、指示をしっかりと出して取り組んでまいりたいと思っております。

(以上)